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「DOGE、ETC、BCH」米大手投資アプリRobinhoodで取り扱う仮想通貨が軒並み高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ロビンフッド銘柄に資金流入傾向

国内でも取引される仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)とイーサリアムクラシック(ETC)の2銘柄が高騰している。

ビットコインキャッシュ(BCH)は、一時16万円の前日比54%高。イーサリアムクラシック(ETC)は、1万円を超え前日比46%高を記録した。

ビットコインキャッシュは、5月15日頃(ブロック高:1,589,544,000時点)でハードフォークを伴う大型アップデートを予定しているが、イーサリアムクラシックは特段の材料は確認されておらず、投機的な値動きが先行しているようにも見受けられる。

注目されるのが、ゲームストップ株や年初から160倍と急騰したドージコイン(DOGE)の火付け役にもなった米投資アプリRobinhoodの影響だ。

ロビンフッドで取引される仮想通貨銘柄は以下の7銘柄で、2017年以前に誕生したものや、ビットコインからの派生通貨を含んでおり、日本の取引銘柄とも比較的類似する。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコインSV(BSV)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ライトコイン(LTC)
  • ドージコイン(DOGE)

ゲームストップやAMCなどテンバガー(10倍株)化した「ミーム株」と同様に、年初から騰勢を強める仮想通貨市場で、投機的な取引が活発になった背景としてロビンフッドユーザーの存在は外せない。相場への影響は複合的なものにはなるため一概には言えないが、循環物色の矛先として少なからずロビンフッドの存在が影響を及ぼしている可能性もありそうだ。

仮想通貨取引では、イーサリアムクラシック(ETC)は「イーサリアムファミリー」、ビットコインキャッシュやビットコインSVは「ビットコインファミリー」としてグルーピングされている。ビットコインやイーサリアムの高騰時に関連銘柄として紐づけられていることから、資金循環(循環物色)の面でも注目が集まる。一方で、これまでのセオリーが通用しにくく、バブルさながらの急騰に対する警戒感も根強い。

また、5月6日には、ETH基盤の最大手DEX(分散型取引所)であるUniswapで新バージョンV3がローンチされたことで、上昇を一服したイーサリアムの関連銘柄としてETCに思惑が向いたとの指摘もある。

関連:Uniswap v3、イーサリアムメインネット実装完了

仮想通貨の発行上限

金融緩和下においてビットコインの代替資産性が「発行上限(供給大幅減)」からも着目されたが、イーサリアムクラシックやビットコインキャッシュにも同様の特徴が指摘される。

急騰中のドージコインに発行上限はなく、ETH2.0移行を控えるイーサリアムも現段階では発行量が増えていく傾向にある。(ロンドンアップデート後は減少傾向に切り換わる予定)

関連:イーサリアムの手数料改善案EIP1559、7月頃の「ロンドン」アップグレードで実装へ

一方、イーサリアムクラシックの最大発行量は約2億ETC(2億1070万枚)と上限がコードで定められており、500万データ・ブロックが追加されるたびに新規発行量が減少する半減期を迎える(約400日後)。

イーサリアムクラシックは2016年に発生した「DAO事件」をきっかけにイーサリアムと分岐して誕生した独自のブロックチェーンだ。「Code is Law」(コードは掟)との理念の下、技術的に必要ではないハードフォークは認めないという立場を貫き、発足当時のイーサリアム・ブロックチェーンのマイニングを継続してきた。

DOGEも続騰

また、5月に入りドージコイン(DOGE)が再び強い上昇を見せており、GW前からは価格が2倍まで高騰している。

米国の人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」(通称、SNL)に今週8日出演することが決まったテスラ社のイーロン・マスクCEOが、ドージ関連のネタを披露することを示唆したため、思惑買いが殺到したことも後押しとなった。

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