【速報】仮想通貨ビットコイン価格、70万5000円の「フィボナッチ78.6%」を超え急騰
- ビットコインがライン抜けで急騰
- 仮想通貨ビットコインは、bitFlyerにて、697000円付近から743000円付近まで、46000円幅、5%弱の急騰を記録。3度も跳ね返されていたフィボナッチ78.6%ライン(705000円付近)を抜けたことが大きな要因と考えられる。
(%に一部表記のズレが生じていたため、修正致しました。ご不便をおかけして申し訳ありません。)
ビットコインが急騰
仮想通貨ビットコインの相場はbitFlyerにて、697000円付近から743000円付近まで、46000円幅、5%弱の急騰を記録した。(USDT建では8%)
これには、3度も跳ね返されていたフィボナッチ78.6%ライン(705000円付近)を抜け、大急騰が起こったと思われる。
61.8%ラインの74万円台まで価格を伸ばした。
一度に大きく上げ過ぎているため、どのラインで定着していくは不明だが、61.8%ラインの上にはこれまで何度も跳ね返されてきた主要ラインが存在するため、相場の動向は一時様子見も必要となるだろう。
本日午前9時にかけて一時下落した相場は、bitFlyerFX上で69万2000円でトリプルボトムをつけ、底値の硬さを示したが、相場的には下落目線のトレンドであったため、買い支えの見方も出てきている。
追記
bitfinexで、7787ドル(87万1000円)を記録した。
bitFlyerは、75万円の価格で推移していたため、Bitfinexの上昇の勢いが極めて強いことが明らかになった。
bitFlyerとBitfinexのチャートの比較は以下の通り。
ショートカバーは?
ビットメックスにおけるポジションのロスカット情報によると、同時間帯に100BTCを超える巨額のロスカットが連鎖的に発生。
ショートカバー(売り方の踏み上げ)により、価格上昇が加速している。
なお、REKTとは「破壊」を意味するネットスラングだ。
各取引所のロングショート比率は?
急騰後、どのように各取引所でのロングとショート比率がなっているか?各取引所のポジション比率を見れるサイトで比較する。
まず、15時時点の主要取引所の比率では、bitfinexがショートに偏っている反面、BitmexとbitFlyerではロングが多少優勢に働いているようだ。
また、Bitmexでの上位15人のポジション比率は大きくロングに偏っている傾向が見受けられた。
また、bitFlyerFXでは、ロング比率が増加していた状況であったものの、急騰の勢いが強まったことでショート比率が一時的に増加している傾向が見受けられた。
懸念要因であるUSDT価格が大きく下落
一方で、この急騰と同時刻に、数日前から懸念材料として挙げられていたUSDT価格がKrakenのUSDT/USDペアで急落したことがチャートから明らかになった。
USDT価格の下落は、数日前に相場の懸念材料として挙げられたが、その当時は0.98ドルと2%の下落幅となっていた。
しかし、本日さらなる下落を経て、KrakenのUSDT/USDが0.91ドルまで下落、本来価格を保つ動きをするUSDTが、担保となっているUSD価格から9%の乖離を記録した。
この影響で、USDT建取引を提供しているBitfinex、Huobi、OKExなどのビットコイン価格が大きく乖離している現象も見受けられている。
なお、この現象について、著名仮想通貨トレーダーであるAlex Kruger氏は、以下の通りだ。
投資家が規制のよりしっかりしている価格安定通貨であるジェミニドル(Gemini USD)やPaxへと移っている。
投資家は仮想通貨を購入するためにUSDTを売却している。
テザー社関連の銀行問題
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します