グレースケール、プライバシーテーマのインデックスETFを申請 Zcash投資信託も保有

ETF商品の拡大を目指す

ビットコイン現物ETF「GBTC」を提供する米暗号資産(仮想通貨)投資会社グレースケールは新たな仮想通貨関連インデックスETFの申請を行った。

新たに提出されたのは、「グレースケール・プライバシー・ETF」で、2月20日の提出となる。

グレースケール・プライバシー・ETFは、データ・プライバシーセクターの5つの主要サブテーマ内の企業のパフォーマンスを追跡するように設計されたインデックス・ベースのファンドで、サブテーマには、データサービス・ソリューション、サイバーサービス・プロバイダー、ブロックチェーンベースのプライバシー・ソリューション、ネットワークおよび通信セキュリティ・プロバイダー、プライバシー保護プロトコルが含まれる。

インデックスへの組み入れには、これらのサブテーマから50%以上の収益を得ている企業であることが必要だ。

また、グレースケール・プライバシー・ETFは企業の株式だけでなく、匿名銘柄Zcashに投資するグレースケール自社提供の投資信託「ZCSH」も保有する。ポートフォリオの10%を占める程度になるという。

この申請ニュースを受け、Zcashの価格は一時15%上昇した。

匿名銘柄の取り扱いに関しては規制の不明確さというハードルがある。OKXやUpbitといった大手取引所は相次いでZcashやモネロなどの銘柄の上場廃止を実施してきた。一方、米コインベースは未だZcashの売買を提供している。

関連大手仮想通貨取引所OKX、ほぼ全ての匿名通貨上場廃止予定

仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 投資初心者向け講座|仮想通貨ビットコインの「トレンド転換点」の見極め方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 抑えておきたいテクニカル分析「ダウ理論・6原則」を初心者向けに解説
CoinPostアプリで優位性を どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング