フランクリン・テンプルトン、ソラナ上で投資信託の立ち上げを計画

Breakpoint 2024で発表

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは20日、ソラナの大型カンファレンス「Breakpoint 2024」で、仮想通貨ソラナ(SOL)のブロックチェーン上で投資信託(ミューチュアルファンド)の立ち上げを計画していることを明らかにした。

186兆円相当の資産を運用するフランクリン・テンプルトンはすでにアバランチやイーサリアム・レイヤー2のポリゴンおよびアービトラム上でも、トークン化された投資信託を運用している。

ソラナで構築する理由について、フランクリン・テンプルトンの上級VPであるマイク・リード氏は、ソラナの高速性、低コスト、トークン拡張のような現代的なアーキテクチャーの革新、そして開発ツールの充実を挙げた。また、強力なコミュニティが存在することも強調した。

フランクリン・テンプルトンは、ソラナのSPLトークン規格のトークン拡張機能を用いて、投資信託をトークン化する予定だ。

トークン拡張はソラナラボが1月にリリースしたツールで、トークンの取引拡張、ゼロ知識証明による秘密送金、スワップされたトークンごとの送金手数料などを可能にする。

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ソラナラボは、フランクリン・テンプルトンのような金融機関がソラナのトークン拡張を採用することについて「トークン拡張やSolana Permissioned Environments(オープン環境)といったユニークなソリューションにより、金融機関がソラナ上での運用をかつてないほど容易にしています」とコメントしている。

フランクリン・テンプルトンに加え、フランス大手銀Societe GeneraleやCitiグループもBreakpoint 2024のステージで、ソラナトークン拡張のポテンシャルを探っていることを明かした。

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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