ビットコインやXRPなどを一括管理へ DMMが仮想通貨の管理サービスを公開

DMMが仮想通貨の管理サービスを公開
DMMが複数の仮想通貨を一括で管理するサービスを提供していくサービスを新たに公開した。ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)の6通貨に対応、アドレスを登録するだけで自動で資産管理画面を作成する。

DMMが仮想通貨の管理サービスを公開

DMM.comは9日、新たな仮想通貨関連サービスとして暗号資産管理プラットフォーム「D・Asset」を公開した。

D・Assetは、利用者が管理する複数のウォレットのデータを一元化して自身の資産額を把握できるサービスで、オンライン上でβ版が開始された。ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)の6通貨に対応する。

β版で公開されている内容で判明した機能は、ダッシュボードとウォレット、トランザクションの3機能。ダッシュボードにはウォレット。

ダッシュボードでは、対応6通貨のウォレットアドレスを登録することが可能で、登録されたアドレスのブロックチェーンを解析、自動で資産額や通貨保有比率、前日比率などが自動生成される。

ウォレット登録も簡単で、通貨を選択した上で、ウォレットの名前(例:MEW 個人用)、アドレスを入力するだけで作業は完了する。

出典:D・Asset

ウォレットの機能では、登録したウォレットの一覧が表示され、複数通貨(例えばビットコインとネム、XRPなどを一画面で確認が可能)の一括管理を提供する。

出典:D・Asset

また、トランザクションでは登録したアドレスに対応したブロックチェーンのトランザクションデータを一括で表示、複数通貨のトランザクション履歴を一画面で確認することができる。またソート機能も提供していることで、通貨別やウォレット別、入出金などの個別選択にも対応する。

出典:D・Asset

仮想通貨資産管理の煩わしさを解消へ

仮想通貨の時価は24時間変動することで、複数の通貨を保有する投資家は保有状況の把握やその時点での資産額の保有把握は難しかった。また把握するために、自動ポートフォリオを作成するサービスなどが解決策として利用されていたが、保有額など投資通貨に関する詳細の情報を手動で入力する必要があった。

ウォレットのアドレスを登録することで、資産の一元化が可能になるサービスが日本企業から出てきたことは、仮想通貨に投資する利用者へより良い環境整備に繋がるだろう。

なお、同サービスをCoinPost編集部が利用した限りでは、秘密鍵の入力など資産の盗難に繋がる可能性のある入力項目はなく、利用者も気軽に利用できるサービスとなるだろう。(注意:ウォレットアドレス入力欄には、ウォレットのアドレスを入力し、秘密鍵は入力しないこと! ウォレットアドレスとは、イーサリアムでいう0x….などから始まる仮想通貨の送受信に利用するアドレスを指す。)

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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