「ビットコインが世界マーケットシェア5%を占める」25万ドル予測の米著名投資家

米著名投資家がビットコインについて言及
米著名投資家Tim Draper氏がFOX Businessの番組に出演。ビットコインの今後について2023年までに世界全体のマーケットシェアの5%を占めるだろうと語った。今後のビジネス展開にも言及。

米著名投資家がビットコインについて言及

米ベンチャーキャピタル投資家のTim Draper氏は、5月10日にFOX Businessのインタービューに応じ、2023年までに、ビットコインが世界全体のマーケットシェアの5%を占めるだろうと語った。

Draper氏は、Draper UniversityやDraper Associatesなどの創業者であり、SkypeやHotmail、Baidu、Teslaの大手テックなどへの投資を成功させたことでも知られる著名投資家だ。

Draper氏はビットコインについて、同番組にて以下のように話す。

4年後あたりに、ビットコインが世界のマーケットシェアの5%に達すると考えている。

(ビットコインは)優れた通貨で、非中央集権化され、オープンで、透明性がある。誰もがブロックチェーン上で何が起きているのかを知ることができる。

同氏は以前から強気の姿勢を貫いているが、今回も依然としてビットコインの将来性に大きな期待感を抱いていることを示した格好だ。

また、ビットコインを利用した今後のビジネス展開の展望についても語った。

将来的にはビットコインで投資を行い、投資先企業が従業員や(製造業者などの)サプライヤーにもビットコインで支払うようなファンドを立ち上げたい。

そうすれば、会計処理や法的な手間、簿記、カストディなどの必要がなくなるからだ。

昨日の仮想通貨市場では、米中貿易摩擦の影響で国際株式市場が乱高下する中、ビットコイン(BTC)は騰勢を強め、2018年11月暴落前水準となる「70万円台」に迫る勢いで続伸しており、最近のビットコインは、伝統金融商品と比較して極めて強いパフォーマンスを叩き出している。今後の仮想通貨市場の展開は要注目だ。

ビットコイン70万円台まで高騰

年初来高値を更新して70万円目前のビットコイン高騰の理由を考察、大荒れ模様の株式市場が仮想通貨市場に与える影響を探る。また、BTCドミナンス高騰でXRP/BTCは大底圏まで下落している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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