イーサリアムの大手関連企業が支援する「Kaleido」 資産のトークン化を簡易化するツールを公開

ConsenSys社支援のKaleido、新たなプラットフォームを発表
ConsenSys社のサポートを受けているスタートアップKaleidoが新たなブロックチェーンサービスを発表。企業向けのエンタープライズツールで資産のトークン化などを簡易化するという。

ConsenSys社支援のKaleido、新たなプラットフォームを発表

ConsenSys社が支援するブロックチェーンスタートアップ「Kaleido」は、 おおお大型カンファレンスConsensus2019にて新たなプラットフォームEnterprise Tech Stackを発表(エンタープライズテクノロジスタック)を発表した。

この新サービスには企業間のコラボレーションを促進するための12以上の新しい企業向けのエンタープライズツールが追加された。この追加システムにより、ブロックチェーン同士を円滑に繋ぎ、サプライチェーン、商業取引、資金調達、業界横断的なプロセスの開発が可能になるという。

昨年Consensys社はConsensus2018にてアマゾン ウェブ サービス(AWS)との提携を発表。新しいブロックチェーンサービスであるKaleidoの共同開発を行なっていくと表明している。

その後1年を費やし同サービスは進化を遂げ、ブロックチェーンの採用、トークン化、および分散型アプリケーション(DApps)の構築のための基盤となるプラットフォームを提供することが可能になった。

今回の発表を受けて、Kaleidoの創設者兼CEOであるSteve Cervenyは次のように述べた。

「私たちは、価値創造と経済利益における歴史的に並ぶもののないシフトを目撃している。今日の発表は、ビジネスネットワークを進化させる企業にとって飛躍的な進歩であり、必要なツールとテクノロジをすべて1つのプラットフォームに統合されたB2Bスタックを構築してきた。」

また、ConsenSys社の創設者であり、イーサリアムの共同創設者であるJoe Lubin氏は、次のように付け加えた。

「昨年、私たちはブロックチェーンから複雑さを取り除くために、Kaleidoと共に世界で最も先進的なエンタープライズブロックチェーンプラットフォームを立ち上げた。今年は、Kaleidoプラットフォームの大幅な進化と、トークン化を含む、Web3.0に対応するビジネスネットワークのための新しいツールとサービスをアナウンス。」

同スタートアップは、操作性に優れた、業界にとらわれないトークンプラットフォームをクライアントに提供している。クライアントは新しいトークンの発行機能で資産をデジタル化、アトミックスワップサービスで所有権を譲渡し、新しいトークンエクスプローラで自動的にトークンを管理することが可能になるという。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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