1400店舗展開する豪大手スーパーで仮想通貨決済が可能に
- 豪食料品店で仮想通貨決済が可能に
- 豪大手のスーパーマーケットチェーンで仮想通貨の決済が可能となった。BTC・LTC・BNBが利用可能。バイナンスの出資企業TravelbyBitとのコラボで実現した。
豪スーパーチェーンで仮想通貨決済が可能に
オーストラリアで1400店舗を展開する大手スーパーマーケット「IGA Supermarkets」で、仮想通貨による決済が可能となった。
対応する仮想通貨には、ビットコイン・ライトコイン・バイナンスコインが含まれている。
仮想通貨を利用したホテル・観光事業を手がけるTravelbyBitがIGAとコラボし、POSデバイス(販売時点情報管理デバイス)を提供したことで、仮想通貨決済の受け入れが実現した格好だ。TravelbyBitは最大手取引所の出資する企業だ。
TravelbyBitのCEOを務めるCaleb Yeoh氏は、Nugget’s Newsに対して以下のようなコメントをしている。
卵や牛乳、フルーツあるいは野菜など、商品に関係なく、仮想通貨で食料品を払うことが可能となる。
散見される仮想通貨決済の導入
今朝、コインポストで報じたように、BTC決済サービスの開発を行う米スタートアップ「Fold」が、ライトニングネットワークを利用した決済アプリを発表している。スターバックスやアマゾンでの利用が可能だ。
さらに、今年5月に開催された「コンセンサス2019」にて、仮想通貨決済アプリを提供するFlexa社が、SPEDNの(テストケースの)提供開始を発表していたが、現時点で利用できる店舗は39,250店以上にも拡大している。(現時点での対応国は米国のみ)
世界最大級のIT企業であるアマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットや「サーティワンアイスクリーム」が有名なバスキン・ロビンス、また大手コーヒーチェーンのスターバックスなどでSPDENを利用できる。
一方、米FRBの総裁Jerome Powell氏は、11日に行われた米国会上院銀行委員会の公聴会にて、ビットコインの本来のビジョンである「決済手段」の利用普及を否定し、「価値貯蔵手段(ストア・オブ・バリュー)」であると指摘しているが、前述したように、仮想通貨決済が導入されるという事例は散見されている。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します