株式投資を始めたいと思っても、「何から手をつければいいかわからない」と感じる方は少なくありません。このページでは、投資スタイルの選び方・銘柄の調べ方・マクロ経済の読み方という3つのステップで、株式投資の基礎を整理します。
はじめに 株式投資、最初に学ぶべき3ステップ
株式とは、企業が事業に必要な資金を集めるために発行するものです。株式を購入した人は「株主」となり、その企業の一部を所有する立場になります。株主は、企業の利益に応じた配当を受け取ったり、株式を売買して利益を得たりすることができます。
株式投資を始めるにあたり、このページでは次の3ステップで全体像を整理します。
STEP 1 投資スタイルを選ぶ
株式投資には大きく2つのアプローチがあります。どちらが向いているかは、リスク許容度と投資の目的によって異なります。
STEP 2 銘柄・企業を調べる
投資スタイルが決まったら、いよいよどの銘柄を買うかという話になります。ここでは企業を調べるときに使う情報源と、株価の水準を判断する指標を紹介します。
企業情報を調べる出発点として活用されているのが会社四季報です。国内の上場企業約3,800社の業績・財務データなどが1冊にまとまっており、年4回発行されています。
また、株価が大きく動くきっかけとして覚えておきたいのが決算発表です。企業が発表する決算の内容が市場の予想を上回るか下回るかによって、株価に影響が出ることがあります。
銘柄を絞り込む段階では、PERとPBRという2つの指標が基本になります。PERは利益に対して株価が割高か割安か、PBRは純資産に対して株価が割高か割安かを判断する際に使われます。業種や企業の特徴によって目安が異なるため、同業他社と比較しながら確認します。
値上がり益よりも定期的な収入を重視するなら、配当利回りも確認しておきたい指標です。投資した金額に対して、年間でどの程度の配当を受け取れるかを示します。
情報源で調べる
指標で判断する
STEP 3 マクロ経済を読む
個別の銘柄だけを見ていても、経済全体の動きが株価に影響することがあります。特に押さえておきたいのが金利と、国家レベルの信用リスクです。
金利は株価と密接な関係があります。金利が上がると企業の借入コストが増加するほか、投資家がより安全性の高い資産に資金を移す動きが出やすくなるため、株価の下押し要因になることがあります。国債の利回りは、金利の動きを読む際の参考指標になります。
もうひとつ知っておきたいのが国家の債務不履行(デフォルト)です。ある国が債務を返済できない状態に陥ると、その国の通貨や株式市場に広範な影響が及ぶことがあります。過去には、米国の債務上限をめぐる問題が金融市場の大きな変動につながった局面もありました。
コラム 暗号資産投資家が株式を学ぶ意味
ビットコインをはじめとする暗号資産と株式は、金利や景気動向などのマクロ経済環境の影響を受けます。特に金融政策や市場のリスク選好が変化する局面では、株式と暗号資産の価格が同じ方向に動くこともあります。そのため、暗号資産だけでなく株式市場の動向を合わせて見ることで、市場全体の環境を捉える手がかりになります。
また、株式と暗号資産は値動きの特徴が異なるため、両方を保有することはポートフォリオを分散させる方法の一つとして考えられます。ただし、両者の値動きが常に異なるとは限らないため、組み合わせることで必ずリスクが低下するわけではありません。株式投資の基本的な仕組みや市場の動きを知ることは、暗号資産を取り巻く市場環境を理解するうえでも役立ちます。
ビットコインを保有する企業や暗号資産関連銘柄、ETFなど、暗号資産と株式が交わる領域については、仮想通貨関連株式投資ガイドで詳しく解説しています。
STEP 4 次のステップへ
3つのステップで基礎を押さえたら、次は実際に投資を始める段階です。証券口座の選び方と、仮想通貨関連銘柄については以下で解説しています。
FAQ よくある質問
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バリュー投資とグロース投資、初心者はどちらから始めるべきですか? +
どちらが向いているかは投資目的やリスク許容度によって異なります。割安と考えられる銘柄への投資を重視するならバリュー投資、企業の成長性や将来の利益拡大を重視するならグロース投資が選択肢になります。
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PERとPBRはどちらを優先して確認すればいいですか? +
企業の業種や事業特性によって異なります。PERは利益に対する株価の割安・割高を、PBRは純資産に対する株価の割安・割高を判断する際に使われます。どちらか一方だけで判断するのではなく、企業の特徴に応じて複数の指標を組み合わせて確認することが基本です。
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マクロ経済のどの指標を優先して見るべきですか? +
まず押さえたいのが金利(政策金利・国債利回り)です。金利の動きは株式市場全体に影響しやすく、暗号資産市場とも連動するケースがあります。次に国債の信用リスクも確認しておきたい指標です。ある国が債務を返済できない状態(デフォルト)に陥ると、その国の通貨や株式市場に広範な影響が及ぶことがあります。どちらか一方だけでなく、合わせて見ることで市場環境をより正確に把握できます。



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