CoinMarketCapが新たな測定基準に、仮想通貨の出来高水増し対策

CoinMarketCapが新たな測定基準に、仮想通貨の出来高水増し対策
仮想通貨時価総額や取引所出来高ランキングを提供するベンチマークサイトCoinMarketCapは、業界を悩ます「出来高水増し」を取り除くために、11月12日に新たな測定基準を導入する。

CoinMarketCapが新たな測定基準に、仮想通貨の出来高水増し対策

仮想通貨時価総額や取引所出来高ランキングを提供するベンチマークサイトCoinMarketCapは、業界を悩ます「出来高水増し」を取り除くために、11月12日に新たな測定基準を導入する。

まず、以前に導入した「行き過ぎた」と指摘されていた厳格な時価総額基準を修正するために、仮想通貨ランキングを合理化する基準の最新版を9月2日に導入する予定だ。

そして、取引所の水増しデータに対応し取り除くために、銘柄の流動性を踏まえた総合的基準を実装する。

以前、米仮想通貨ファンドBitwiseは調査報告書で95%の出来高が「偽物」と明かした。直近では、仮想通貨の取引に関するデータを提供するNomicsは取引の出来高に対する「信頼度」を公表した。中ではビットコイン(BTC)の出来高のうち、信頼できる割合は約17%で、イーサリアム(ETH)では8%だと算出したという。

参考:CoinMarketCap

関連ビットコイン(BTC)の出来高信頼度は17% 取引を水増す仮想通貨取引所が足枷

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ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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