国税庁、令和元年の「確定申告・納期限」を公表
- 国税庁、確定申告の納期限を公表
- 国税庁が、令和元年確定申告分の振替納付日を発表した。仮想通貨ビットコインなどの売却などで得た所得は、雑所得に該当し、「年20万円以上の所得」がある場合、確定申告が必要となる。
国税庁、確定申告の納期限を公表
国税庁が、令和元年確定申告分の振替納付日を発表した。令和としてスタートした2019年の申告所得税及び復興特別所得税に係る確定申告日は令和2年3月16日が法定納期限、令和2年4月21日が振替日に設定された。
- ―申告所得税及び復興特別所得税
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○確定申告
法定納期限:令和2年3月16日(月)
振替日:令和2年4月21日(火)
○確定申告延納
法定納期限:令和2年6月1日(月)
振替日:令和2年6月1日(火)
- ―個人事業者の消費税及び地方消費税
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○確定申告(原則)
法定納期限:令和2年3月31日(火)
振替日:令和2年4月23日(木)
振替納税制度を利用しない場合は、申告した税額等に基づき納税者は納付の期限(法定納期限)までに納税する必要がある。
また、期限内に納付ができなかった場合や、振替口座の残高不足等で振替できなかった場合は、法定納期限の翌日から納付する日までの期間について延滞税がかかるため、注意が必要だ。
なお、仮想通貨ビットコインなどの売却などで得た所得は、雑所得に該当し、「年20万円以上の所得」がある場合、確定申告が必要となる。市場が高騰する局面もみられた令和元年では、昨年と比較して納税対象者となる仮想通貨投資家・トレーダーが一定数でてくることが予想される。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します