2018年実装予定/モネロ(Monero)関連プロジェクト5選

2018年にMoneroの計画と予定
Darknet(ダークネット)採用、マルチシグネチャサポート、KOVRI、Bulletproofs、ハードウェアウォレットの5つを予定しています。

2018年、Moneroに期待

2018年にMoneroはいくつかの計画を用意しています。

次の数週間、数ヶ月のうちに多くの上位仮想通貨が新しい計画を繰り出していくでしょう。

それらの正式なタイムラインは決まっていませんが、いくつかの計画はすでに数ヶ月前から開発中です。

今回はMoneroの計画を5つ紹介します。

目次
  1. Darknet(ダークネット)採用
  2. マルチシグネチャサポート
  3. KOVRI
  4. Bulletproofs
  5. ハードウェアウォレット

1.Darknet(ダークネット)採用

これはモネロの計画ではなく採用予定内容となります。

またこれについては賛否両論ありますが、ダークネットの採用はMoneroを大きく促進させるでしょう。

ビットコインや他の支持仮想通貨にとってダークネットの利用は全く意味がありません。

これは交換性、プライバシー、匿名性の不足により、ダークネットとの相性があまりよくないからです。

しかし、Moneroは上記の点においては最適であると考えられます。

2018年、全てのダークネット市場がXMRサポートを実装した場合、Moneroの未来はさらに明るくなるでしょう。

2.マルチシグネチャサポート

上位仮想通貨としての採用はMoneroのマルチシグネチャサポート実装に大きく影響するでしょう。

これは多くの取引所、仲介人、および他のサービスプロバイダにとって重要なことです。

ダークネット市場オペレーターでさえも通常のウォレットよりもMoneroのマルチシグネチャソリューションを好んでいます。

実際、マルチシグネチャの欠乏により、ダークネットでのXMR採用が阻止されていました。

しかしそれも次のクライアントがリリースされれば変わります。

コードがメインブランチと結合され、Moneroマルチシグネチャが普及するのも時間の問題です。

3.KOVRI

Kovri計画はMoneroにI2P技術を加える大きな計画です

それにより、プロトコル上の全ての取引およびコミュニケーションの匿名性は最高水準に到達します。

そのうえ、KovriはTorの代用にもなります。

KOVRIはI2P技術初のユーザーフレンドリー(使いやすい)な実装になります。

それにより、Moneroの時価総額もあがるでしょう。RingCT(RuffCT)技術と合わせることで、全取引の秘密性、プライバシー、および匿名性が保証されます。

そのうえ、Kovriは自身のインターフェイスをもつようになるため、使用の際にMoneroを所持している必要がなくなります。これは多くの人が待ち望んでいた発展です。

4.Bulletproofs

「Bulletproofs」により、取引手数料が削減され、Moneroのブロックサイズが最大80%拡張されます

この計画は二つの段階に分かれてリリースされる予定であり、第一段階はすでにテストネットにて実装されています。

そして上記のことは全てプライバシーおよび匿名性を犠牲せずに提供されます。

5.ハードウェアウォレット

Moneroをしっかり保管するためのハードウェアオプションはまだ存在していません。

しかし、すでに二種類のオプションが開発中です。Ledgerは数ヶ月前からNano SのXMRサポートに力を入れていました。

2018年中に完成される予定のコミュニティ支援Moneroウォレットも現在開発中です。

ようやくこの人気通貨にもハードウェアウォレットサポートが実装されることはとても良いことです。

5 Exciting Monero Developments to Look Forward to in 2018

Dec. 21, 2017 by JP Buntinx

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