SECと裁判中のKik社買収 仮想通貨Kinを継続する姿勢示す

SECと裁判中のKik社が買収された
メッセージングアプリを提供するKik社がMediaLabにより買収されたことが明らかとなった。両社は今後も仮想通貨事業に取り組む姿勢を示す。

SECと裁判中のKik社が買収された

メッセージングアプリを提供するカナダの仮想通貨関連企業KikがMediaLabにより買収されたことが明らかとなった。

MediaLabsとは、WhisperやDatpiffなどのコミュニケーション・アプリを過去にリリースした実績を持ち、現在もそれらの運営に携わっている。

Kik社は、Kinトークンの発行に関する仮想通貨のステータスが「有価証券」に該当するか否かを巡って、米SECとの法廷戦争の渦中にある。9月には従業員を100人から19人に大幅に削減するなど、厳しい状況に立たされていた。

新たな仮想通貨事業を巡っては、MediaLabs側はKik社CEOのTed Livingston氏と共同で取り組んでいく姿勢を示し、長期的にはKinトークンに関する事業がポテンシャルを秘めていると一定の評価を示している。具体的にKinをどのように統合するかは明かされていない。

参考:MediaLab発表

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SECからの提訴、従業員大幅削減などの苦難続きの仮想通貨Kinが事業好転を示すツイートをした。今後の発表に注目が集まる。
米SEC(証券取引委員会)が起こした有価証券の違法販売をめぐる裁判で、仮想通貨関連企業Kik社が新たに苦情書類を提出、「SECが事実を歪曲している」と非難した。業界に精通する弁護士の見解を掲載。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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