カナダのメガバンク、仮想通貨取引プラットフォームを検討か
RBC銀 仮想通貨取引プラットフォーム
カナダの最大手銀行RBC(Royal Bank of Canada)が、仮想通貨プラットフォームのオープンを検討していることがわかった。
同社はカナダ国内に1,400以上の支店を持ち、世界34カ国以上で7万人以上の従業員を持つメガバンクで、9700億ドルの資産を管理する世界有数の金融グループの一つだ。ブロックチェーン関連ではリップル社との提携を行なっている。
現地メディアLogicの報道によると、RBCはカナダと米国において、仮想通貨を業務に組み込む方法に関する特許を申請している。
1つ目の特許では、個人ユーザーと秘密鍵に関する安全性について説明。顧客に仮想通貨口座を提供できる仕組みも記載された。これまで、RBCがブロックチェーンや仮想通貨に関わる特許は計27件に上るが、取引業務に関するものは初めて。
RBCの代表者Jean Francois Thibault氏はLogicに対して、「同行は、他の銀行のようにIPを守るために様々な特許を取得している」と話し、取引事業に関する発言は控えたという。
カナダには複数の仮想通貨取引所が拠点を構えており、中央銀行も中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究を進めている国の一つだ。
参考:The Logic
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します