はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ロシア中央銀行、銀行・証券会社への仮想通貨取引所ライセンス付与を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 「届出のみ」で取引所ライセンス取得可能に
  • 今春の国家議会で審議へ

リスク上限は自己資本の1%

インターファクスが5日に報じたところによると、ロシア中央銀行のエルビラ・ナビウリナ総裁は金融機関との年次会合で、銀行および証券ブローカーが届出手続きのみで仮想通貨取引所ライセンスを取得し、既存の銀行免許を活用して仲介業務を行えるようにする方針を提案した。

同提案では、銀行が仮想通貨分野で引き受けるリスクを自己資本の1%以内に制限する上限が設けられる。ナビウリナ総裁は「まず1%の上限内で銀行の運用実績を見極めたうえで、次のステップを判断する」との考えを示した。また、適格投資家による仮想通貨取得は上限なしで認め、非適格投資家は年間30万ルーブルまでを1つの仲介業者経由で購入できるとする投資家区分も盛り込まれている。

今回の提案は、2025年12月末にロシア中央銀行が政府に提出した仮想通貨規制の基本概念に基づくものだ。同概念では、デジタル通貨とステーブルコインを売買可能な通貨資産として位置付けつつ、国内決済での使用は引き続き禁じる方針が示されており、取引所・ブローカー・受託者は既存免許のもとで業務を行える枠組みが描かれている。

財務省のイワン・チェベスコフ副大臣は、関連法案を3月に国家議会(下院)へ提出し、今春の会期中に成立させる意向を示している。

銀行がAML・テロ資金供与対策(CFT)で培ったコンプライアンス体制を仮想通貨市場にそのまま適用できる点が、今回の枠組みの核心だ。既存の金融インフラを流用することで、新たな監督コストを抑えながら規制の空白を埋める狙いがある。モスクワ証券取引所とサンクトペテルブルク証券取引所も、規制発効後に仮想通貨取引サービスを開始する準備を進めているとされる。

ナビウリナ総裁は「銀行が持つAML・CFTの豊富な経験が、仮想通貨市場の合法化後に顧客保護に役立つと期待している」と述べ、仮想通貨リスクを段階的に管理しながら制度整備を進める姿勢を強調した。

仮想通貨取引所法は2026年7月1日の発効を目標に今春の国家議会での審議が予定されており、財務省はステーブルコインをビットコインなどとは別軸で規律する独立法案の検討も公表していることから、デジタル資産全般の法的地位を包括的に整備する動きが加速している。

関連:ロシア財務省、ステーブルコイン独立法案を検討

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/06 土曜日
14:00
米SEC、トークン化証券枠組みを策定中
米証券取引委員会の取引・市場担当ディレクターがニューヨークで講演。トークン化証券の枠組み策定やCFTCとの規制協調、無期限先物の法的地位など最新の取り組みを説明した。
13:40
「ストラテジーと現物ETFの大量購入がなければビットコインは2.2万ドルまで下落していた」Cryptoquant創設者が反論
仮想通貨分析プラットフォームCryptoquantのKi創設者は6日、ストラテジーと現物ETFが古参クジラの売却した124万BTCを吸収しなければ、ビットコインは現在も2.2万2,000ドル付近まで下落していた可能性があるとの見解を示した。
11:45
スペースXがxStocks初のトークン化IPO銘柄に、クラーケンで参加受付開始
仮想通貨取引所クラーケンのトークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じてSpaceXのIPO参加受付が始まった。EEAを含む110超の市場で利用可能で、割り当てを受けた投資家は公募価格で1:1裏付けのトークン化株式(SPCXx)を取得できる。
10:50
仮想通貨取引所で金銀や株式など伝統資産の先物が成長=クリプトクアント
仮想通貨取引所における現物取引高が縮小する一方、金・銀・原油などTradFi資産の永久先物が急拡大している。クリプトクアントが最新レポートで分析した。
09:45
米仮想通貨政策団体CCI、ヴォールト規制明確化連合を発足 ギャラクシーとモルフォが主導
仮想通貨業界団体CCIが5日、仮想通貨金庫の規制枠組み整備を目的とした「ヴォールト・コアリション」を設立。ギャラクシーとモルフォが中核を担い、a16zやビットゴーも参加する。
09:30
香港金融管理局、トークン化債券の専門家グループを結成
香港金融管理局は、トークン化債券の専門家グループを結成したことを発表。JPモルガン証券など香港のトークン化債券市場の発展に寄与する経験や関心を持つ専門家を集結した。
08:25
モルガン・スタンレーとギャラクシー、仮想通貨と現物ETFの交換スキームを発表
モルガン・スタンレーとギャラクシー・デジタルが、顧客の仮想通貨を現物ETFシェアに転換するリファーラル提携を発表。最低取引額を500万ドルに引き下げ、手続き期間も最大75%短縮できる。
07:15
ビットコイン年初来安値更新、米金利上昇と複合悪材料が重荷|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは6月6日未明、年初来安値を更新した。5日に公表された米雇用統計が市場予想を上回る内容となったことで米FRBによる金融緩和期待が後退し、金利上昇観測が強まった。
06:55
ジーキャッシュ脆弱性修正済みもZEC急落、サイファーパンクは「FUDだ」と反論
ジーキャッシュのOrcardプールに偽造可能な脆弱性が発覚・修正済みと公表され、ナスダック上場のサイファーパンク株が47%超急落。同社は流通供給量の1.88%にあたるZECを保有し、長期蓄積戦略の継続を表明。
06:20
米下院歳入委、仮想通貨課税の討議草案7本を公開 6月9日に公聴会
米下院歳入委員会が仮想通貨課税を包括的に見直す7本の討議草案を公開した。ステーブルコイン取引の非課税枠やステーキング・採掘・洗い売りルール等を個別に規定し、6月9日の公聴会で審議する予定。
06:05
ストラテジーのマイケル・セイラー会長「ビットコインは個人・企業・国家の資本」、4つのイデオロギーを提唱
ストラテジー創業者のマイケル・セイラー会長が5日、ビットコインコミュニティの思想を「マキシマリスト」「キャピタリスト」「テクノロジスト」「ファンダメンタリスト」の4類型に整理した論考をXで公開した。
05:45
セキュリタイズのSPAC合併、米SECが有効認定 NYSE上場へ
RWAトークン化インフラ企業のセキュリタイズが、カンター・フィッツジェラルド系SPACとの合併に向けSECの登録届出書承認を取得。6月29日の株主総会で承認されれば、米NYSE上場を果たす見通しだ。
05:00
グレースケール「ビットコイン底値形成には新たな買い手が必要」
グレースケール・リサーチがストラテジーのBTC売却を受けた市場変動を分析。レバレッジ型保有の集中リスクを指摘し、多様な買い手の参入なくして持続的な底値形成は難しいとの見解を示した。
06/05 金曜日
17:57
米ビットコイン・イーサリアム現物ETF、同日に純流入に転換
米国の仮想通貨現物ETFが6月4日に資金流入へ転換。ビットコインETFは305万ドル、イーサリアムETFは1,930万ドルの純流入を記録した。5月中旬から続いた資金流出の一服となるか注目が集まる。
17:27
a16z関連ウォレット、HYPEを追加取得か 2026年累計690万超に=オンチェーンデータ
a16z関連とされるウォレットが過去24時間で224,118 HYPEを取引所から引き出し、約1,516万ドル相当を取得。2026年の累計保有量は約690万(約3.22億ドル)に達し、平均取得単価46.7ドルで含み益は約1.31億ドル。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧