仮想通貨XRPの平均送金高が2億ドル規模に、リップルXpring責任者が語る

XRPの日平均送金高が2億ドル

仮想通貨XRPの普及活動に特化するRipple投資部門Xpring(スプリング)の責任者Ethan Beard氏は最新のインタビュー映像で、XRPの平均送金高(流動性)が2億ドル(220億円)規模に達していることを明かした。

ODLベースのXRP送金については、「実用性のあるものに対し実際XRPが使われていることは、送金利用者にとって知る必要もない」と、ブリッジ通貨の役割を説明した。

マネーグラムとXRP

Rippleの提携先である米大手マネーグラムは先週のSwellにて、すでに米ドルとメキシコペソ間の送金ルートでXRPを”媒体通貨”として送金を行なっており、全送金高の10%を占めていると言及した。

また、ODLを利用する新たな4つの送金ルート(例:米ドルUSD⇨メキシコペソMXN)をオープンしたことを明らかにした。

そして12日のシンガポールの貿易カンファレンスに登壇したRippleの銀行責任者Marjan Delatinne氏は、現在マネーグラムがメキシコやタイなど少数の国でODL利用を開始していると言及した。つまり、4つの新たなルートにはタイが含まれていることになる。

Rippleによると、昨年のSwellで発表したODLの商用化以来、計24社の金融機関が実利用に向けて参入してきており、今年Q1末から10月末までのODL取引数は7倍以上に増加した。

取引所の板取引だけでなく、ODLによるXRPの流動性はマネーグラムのような送金業社によって高まることになる。

Ripple社によるXpring解説

Xpringについては、11日開催の「XMJ2019」にてRipple社の責任者らが資料を見せて解説した。詳細は、CoinPostチャンネルの動画アーカイブで確認できる。

CoinPostの注目記事

SWELL2019に、仮想通貨XRPを利用する送金ソリューションODL(旧xRapid)を導入するマネーグラム社のCEOが登壇。新たに4つの送金ルートをオープンしたと明かした。
Swell 2019にて、新たにペルー大手銀行Interbankが仮想通貨XRPを利用するODLを採用したことがわかった。責任者Joisie Mantilla氏は、さっそくODLの利点をスピーチで述べた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング