海外大手取引所の顧客資産ビットコイン(BTC)、直近1ヶ月で急反転

BitfinexのBTC供給量が30%増

2019年以降、右肩下がりで推移していた海外取引所の顧客預入ビットコイン(BTC)の数量が、急反転し始めていることがわかった。

仮想通貨取引所Bitfinexが預かるビットコインは過去1ヶ月で5万BTCの約30%、BitMEXも4%増加した。CoinMetricsがデータを報告した。

出典:CoinMetrics

11月22日から12月22日にかけて、Bitfinexのウォレットにある154,996BTCから204,150BTCに増加。同期間は、BTCが7700ドル台から計2回に渡り、直近最安値の6500ドルまで転落した後、大幅反発するなど、激しいボラティリティを伴った期間に相当する。

Bifinexは、Exchangeとしての「取引」のほかに、Marginの「信用取引」、Fundingの「レンディング」を提供しており、年末前のタイミングのほか、金利を狙うトレーダーが増加していることも一因になるとみられる。

一方で、BitMEXもBTCの保管数で約4%(246,937BTC→255,741BTC)上昇しており、取引が再び活発化しているとの見方もできる。

BitMEXは、11月に顧客の2.3万人の個人情報(メールアドレス)が流出する事故が発生した後のタイミングでもあったが、赤線(発覚タイミング)が示すように、事故以降もBTCの入金数は増加している。

出典:CoinMetrics

参考:coinmetrics

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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