仮想通貨ネムのカタパルト、パブリックテストを開始 メインネット公開日程にも言及
NEMの新発表
ネム財団は日本時間10日、仮想通貨ネムに関係する新ブロックチェーンカタパルト(コードネーム)のパブリックテストおよび新ブランド「SYMBOL From NEM」のローンチを発表した。
カタパルト(新名称SYMBOL)のテストネットは開始当時、参加者が限定されていたが、今回のパブリックテストを機に、コミュニティや消費者、ネムのパートナーも参加できるという。
パブリックテストの参加者は、カタパルトのウォレットをダウンロードして参加することで、テスト用の仮想通貨が付与される。(取引所などで売買はできない通貨)
SYMBOLのメインネットローンチに関して、以前の発表では、今年のQ1(2〜3月の間)と仮予定をしたが、今回の発表では2020年初頭(Early 2020)に公開する予定としている。
ネム財団のTinsman理事長に取材したところ、「テストネットの進捗によるが、個人的にはQ1は少しタイトなスケジュールで、2020年上半期はより余裕ができると思う」と説明した。なお、「これから数週間経てば、テストネットの参加者状況もより明瞭になっていくだろう」、とコメントした。
新ブランドSYMBOL From NEM
「カタパルト」とはあくまで新チェーンのコードネームであり、先日コミュニティの投票により、新ブランドの名前「Symbol」が決定した。
今回の発表で、新ブランドの「SYMBOL From NEM」は次世代ブロックチェーンエンジンとして紹介されている。
新通貨のティッカーシンボル投票は1月13日〜17日にかけて行う予定だ。
参考:ネム財団発表
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します