速報 仮想通貨取引所バイナンス日本進出へ ヤフー傘下のTaoTaoと戦略的提携で交渉を開始

バイナンス、ヤフーとTAOTAOと戦略的提携で交渉を開始

世界大手仮想通貨取引所Binanceが、Zホールディングス株式会社(ヤフー株式会社から社名変更)傘下のZコーポレーションとTaoTaoと、戦略的提携で交渉を開始すると発表した。TAOTAO株式会社もリリースで、日本市場における戦略的提携に向けて交渉を開始することに合意した旨を発表した。

リリースではZコーポレーション、TaoTao、Binanceの3社連名で、世界最先端の仮想通貨取引関連技術の提供や取引所運営のサポートなどで、日本市場における戦略的なパートナーシップについて協議を行なっていくと発表した。

Binanceのリリース内容では、日本のユーザー向けに仮想通貨取引サービス立ち上げの準備を始めるとして、「日本市場で完全な法令遵守するために金融庁と協調を行う」と発表されている。

16日にも、日本向けサービスを段階的に終了すると発表していたバイナンスだが、今回の発表を受け、日本向けに取引所として進出するための対応処置であることが明らかになった格好だ。

一方、本件に関する報道では16日、韓国のニュースメディアblockinpressが、「明日にもYahoo!Japanとの提携を行うと言及した」とする内容を公開したことで、日本進出への期待感が高まっていた経緯がある。

17日の公式リリースの内容と照らし合わせると、Yahoo!Japanとの提携ではなく、Zコーポレーション、TaoTao2社との戦略的なパートナーシップについて協議を行なっていく内容が事実報道となった。

「バイナンスはお金の自由(Freedom of money)の長期目標のもとで、各国への現地法人の設立を行なっており、提携が実現となれば、日本マーケットにおける重要な取引所連携になるといっても過言ではない。

関連: バイナンス、日本円を含む世界180ヶ国の法定通貨に対応 9ヶ月以内の実現目指す

追記(13:32)

バイナンスのCZ氏は今回の発表について、日本人居住者ではないユーザーに対して、その重要性を伝えるツイートを投稿。そのなかで、「TAOTAOは日本で最もふさわしいパートナーだ」とコメントした。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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