バイナンス、ブロックチェーンプロトコル企業Numbersに出資

バイナンスが新たに出資

最大手仮想通貨取引所バイナンスは、ブロックチェーンプロトコルの専門企業Numbersへの出資を発表した。出資額は開示していない。

出資・買収を継続的に行なっているバイナンスの出資対象になったNumbersはデジタル追跡やデジタル証拠に特化する企業で、IBMやスタンフォード大学、ブロックチェーンスマホ「Exodus」を製造するHTCなどの大手と連携してきたという。

「開発者がより容易にハードウォレットの保護やチェーンへのアクセスができるように、Numbersのアプリはバイナンスチェーンに統合している」と、同社責任者はバイナンスとの技術関連性について説明した。

バイナンスはこれまで様々な出資や買収、提携を行なってきた。例えば、昨年は中国のdApps企業DappReviewやインドの仮想通貨取引所WazireXを買収。WazireXはバイナンスのIEOローンチパッド1月号の発行企業として2月3日に抽選を行う予定だ。

日本市場も見据える

バイナンスは、世界各国での事業展開を加速させるなか、日本もその対象となっている。

先週報じた通り、バイナンスは日本のZホールディングス株式会社(ヤフージャパン株式会社から社名変更)傘下のZコーポレーションと取引所TAOTAOと、戦略的提携について交渉を開始した。

具体的な内容は現段階では定かではないが、規制強化に伴い、日本市場から一度は撤退を余儀なくされたバイナンスの再来予定は、日本のユーザーから熱い視線を浴びている。

なお、提携交渉の発表直後、本家バイナンスの販売所で、日本円での仮想通貨インスタント購入機能を追加したことが一時確認されたとの指摘もある が、最新のステータスでは「JPY」の選択肢は消えている。

参考:バイナンス発表

CoinPostの注目記事

バイナンス最高責任者CZは「あたらしい経済」の独占取材に応じ、TAOTAOらとの提携理由や日本の仮想通貨市場について様々な見解を明かした。
仮想通貨取引所バイナンスは19日、法定通貨の対応で日本円(JPY)の追加を発表した。今回日本円をどのように対応したのか?取引所の状況から判明した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング