米グーグル、仮想通貨関連アプリを削除 「ビットコイン無料獲得」の内容が理由か

BTCを獲得できるゲームをAppストアから削除

獲得したポイントをビットコイン(BTC)に替えられるパズルゲーム「Bitcoin Blast」が、Google Playのアプリストアから削除されたことが分かった。

削除された理由は、ユーザーの誤解を招く可能性があるためと伝えられているが、開発者への具体的な説明はないという。開発企業BlingのCEOは「Android版は2019年5月にローンチした」と説明している。

「Bitcoin Blast」のユーザー数はおよそ80万で、2万票超の評価を受け、レビュー数も1万3000に達していた。「bitcoin rewards」で検索すると、ランキングはトップだったという。「無料でBTCが稼げる。無料でBTCを換金しよう」といったフレーズを追加するアップデートを提出したところ、アプリが削除された。

Google Playの担当者から具体的な説明がされていないため、Blingでは何を変更すればいいのか、今後のアップデートの予定も立てられない状況だ。アプリの中身をいったんリセットさせなくてはならない可能性もある。そうなれば、今までのポイントもなくなってしまう。なお現時点では、Appleのアプリストアではダウンロードできる。

グーグルは仮想通貨関連のコンテンツに対する警戒を強めている。最近では昨年12月、仮想通貨イーサリアム(ETH)のウォレット「MetaMask」が、「モバイルマイニングアプリを禁止するポリシー」に違反したとして、新規ダウンロードを停止させられた。その後グーグルは慎重に検討した上で、アプリを復活させている。

関連米グーグル、仮想通貨ETHのメタマスクをAndroidストアで復元

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クリスマス前から発生したYouTubeの仮想通貨コンテンツ削除事件が、運営者側が公式に間違いを認めて終息。 しかし、グーグル絡みの動きは他にもあった。
米IT大手グーグル(Google)社は公式発表により、「グーグル広告ポリシーは2018年10月から、米国と日本のみにおいて規制された仮想通貨取引所が広告を出すことが出来るようになる様に改定する」ことが明らかになった。ICOや其の他広告に対する禁止は維持か。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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