食事で獲得した仮想通貨、ミスドやローソンなどの「ギフト」と交換可能に

サーティワンや上島珈琲店などのeギフト購入に

飲食店のレビューや加盟店での食事で仮想通貨が得られるサービス「シンクロライフ」を展開するGINKANが18日、獲得した仮想通貨でコンビニやマッサージ店など全7ブランド24商品のeギフトが購入を可能にしたことを発表した。

「シンクロライフ」で活用される仮想通貨シンクロコインは、海外取引所でのシンクロライフ自身による買い戻しや他仮想通貨との取引にしか利用できなかったが、企業向けデジタルギフト導入サービスの「gifee for Business」と連携することで以下の7ブランドのeギフト(デジタルギフト)の購入をサービスとして新たに展開する。。

ローソンや、上島珈琲店、ドンキホーテなどの人気小売店だ。

加盟店は首都圏を中心に200店舗以上あり、年内に3000店舗登場予定だという。また、アプリ内のウォレット機能が大きくリニューアルされ、eギフトの購入から実店舗での利用までをアプリ内で完結できるようになった。

シンクロコインの入手

まず、食レビューの視聴者評価や食レビュー投稿者自身の信用度に応じてシンクロコインが付与される。レビューや投稿者の信用度を汲みとる仕組みを採用し、誠実である事に報酬を与える仕組みだ。

次に、シンクロライフ加盟店での飲食により、支払った代金の一部がシンクロコインとして還元される。還元率は店舗ごとに設定され、通常時は1~5%、キャンペーン時は最大20%となる。

ビジネスモデル

加盟店はシンクロライフ上に店舗情報を掲載する代わりにシンクロライフ経由の飲食代金の5%を支払う。ユーザーへはシンクロコインとしてその一部が還元される事になる。

シンクロコインの総発行量は1億SYCでこれ以上発行されることはない。また、そのうち20%はレビュー等への報酬として確保されており、報酬としての配布総量は2年ごとに半減していく予定だ。

参考:シンクロコインと報酬について

コインポストでは、GINKANの神谷代表に抱負を伺った。

「シンクロコインは、食レビューや飲食店で貯まる、消費者の最も身近な暗号通貨をめざしています。

今回のサービスは日本人のみならず、シンクロライフを利用する全世界の人が訪日する際に、貯まったシンクロコインでeギフトを利用できます。

ブロックチェーンによるボーダレスなリワードとして、今後世界中であらゆる体験に利用ができるトークンエコノミーを構築していきます。ボーダレスな空のリワードのように、ボーダレスな食の「スターアライアンス」を目指していきます。」

CoinPostの注目記事

株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)は、グルメ SNS アプリを運営する株式会社GINKANと資本業務提携を結んだと発表した。アプリのユーザーは食事をすると仮想通貨・シンクロコインが付与される。
仮想通貨ネム(XEM)は、オーストラリアで30万人以上のユーザーを抱え、1000以上のレストランの予約・支払いができるアプリのLivenと提携することを発表した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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