元GS幹部、保有資産の25%をビットコインへ 世界経済の先行き不安受け

新型コロナウイルスが経済に深く影響

ゴールドマンサックスの元幹部Raoul palは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による歴史的な倒産イベントを予想し、自身のポートフォリオの4分の1を仮想通貨ビットコインに移す考えを明らかにした。

同氏は以前からビットコインを支持する発言で知られており、コロナウイルスの経済的な影響はさらに長期的になるとする考えをポッドキャストで発言している。

私は、これが経済的な影響という点ではるかに長期間のイベントになるのと見込んでおり、歴史上で最大の倒産イベントになると考えている。

結果として、2008年の金融危機におけるミレニアム世代がそうであったように、若年層の年金やマーケット、リスクについての見方を根本的に変えるだろう。

…動かすことができる流動資金のうち、次の12ヶ月か、あるいはそれ以上の期間で、25%をビットコインに、25%が金、25%が現金、25%が買い場に備えた資産に振り分ける。

Raoulは3月19日にも、世界的な株安でビットコインも大幅に急落した際、長期的なビットコインに対して強気であることを強調する発言をしている。

自分がどれだけビットコインに強気であるかは言い表せない。私たちはシステム全体を失う危機の中にいる。彼らは守る方法を見つけるだろうが、信頼はすべて失われる。

参考:Lindzanity

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リサーチ企業Global Macro InvestorのCEOであるRaoul Pal氏が、最近の仮想通貨ビットコインの価格下落は、ヘッジファンドに原因があるかもしれないとの見解を示した。一方でPal氏は、今の状況でも強気な姿勢を貫いている。
「仮想通貨が逆転する可能性はまだ十分にある」 ビットコインおよび全体仮想通貨(暗号資産)が下落に転じた中で、ヘッジファンドからから新たな見解が見られた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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