リップルはビットコインを越せるか|リップルは2019年が本命の年?
- リップルの成長性
- 1年前の2017年3月頃に、XRPが$0.006(約0.6円)で取引されていたことを考慮すると、現時点までに14300%もの上昇を遂げています。そして、Pinnacle Brillianceで事業部長を務めるRoman Guelfi-Gibbs氏は、リップルが2019年にまた盛り返してくるのではないかと予想しています。
- リップル社CEOの発言
- リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏は、規制機関と共に歩んでいくと認識することが大切だと説き、ブロックチェーン革命は、規制外からではなく、規制内から台頭してくるべきだと語りました。
多くの人々が、ビットコインによって多大な利益を得ることができました。
そして、そのほとんどがビットコインを数年前から所持しており、最近の高値で売り抜けた人々でした。
しかし、業界の専門家達は、次の大きな波はビットコインではなくリップルであると予測しています。
リップル社は、最近の提携の数々や、金融業界での幅広い採用のニュースを多く発表しているのです。
しかし、このリップルは、果たしてビットコインよりも大きな波を引き起こすことができるのでしょうか。
Forbesは、多くの仮想通貨専門家達に対しリップル社及び、その仮想通貨であるXRPに現時点で投資するべきか否かを問いました。
一部の専門家達は、現時点で未だXRPが$1(約106円)以下という比較的安価な価格で取引されていることから、ビットコインよりも大きな利益が期待できるのではないかと予想しています。
一方で、ビットコインは、既に$ 10000(約106万円)ほどで取引されていることから、ここからさらに大きな値上がりを記録するには、多大な資金の流入が必要となるのです。
リップル社は既に新たなステージへの一歩を踏み出している
リップル社が提供する速い取引スピードや安価な手数料は多くの金融機関にとって仮想通貨を受け入れる良いきっかけになっており、結果、既に100以上もの提携先を獲得しています。
CryptomapsのCraig Cole氏(以下、Cole氏)も、このXRPの年々増す勢いは上記の理由に起因していると感じています。
2017年の今では、XRPは$0.006(約0.6円)で取引されていたことを考慮すると、現時点までに14300%もの上昇を遂げているのです。
さらにCole氏は、以下のように続けました。
「リップルは、仮想通貨をメインストリームに押し上げる触媒になるかもしれません。仮想通貨XRPは、実際に伸びてきており、本質的に業界を崩壊させる最初のトークンになり得る可能性を秘めています。そして、実際そのようになった場合、XRPは近い将来にビットコインのような普遍性を持つことになるでしょう。」
Long Island大学で副所長を務めるJohn-Paul McCaffrey氏(以下、McCaffrey氏)は、
「現時点でリップル(XRP)を法定通貨に替えるプラットフォームはありませんが、それは我々が思うより早く実現するでしょう。」
と語り、Coinbaseが2018年中にアルトコインを追加するという噂を加速させました。
また他の業界専門家であり、Pinnacle Brillianceで事業部長を務めるRoman Guelfi-Gibbs氏(以下、Guelfi-Gibbs氏)は、リップルが本領発揮するまでにまた1年はかかるのではないかと予想し、以下のように言及しています。
「リップルは2018年に大きな成功を収める可能性も秘めていますが、恐らく2019年の方が有望でしょう。
市場のプロジェクトにおいて、XRPやETHなどのアルゴリズムがさらに適用されていくことで、次なる主要通貨、または、トークンになるのではないでしょうか。
しかし、この変化に、市場が慣れていくのには時間がかかると考えられるので、2019年が本命の年となるのではないかと予想しています。」
Global Blockchain Technologiesの代表取締役を務めるShidan Gouran氏は、ドル建てでの仮想通貨時価総額上位3つの占有率の分散化がXRPの成長には不可欠であることを示唆しました。
さらに、消費者意識も向上させ、ビットコインやイーサリアムのように大衆が法定通貨で購入できるレベルまでアクセスを容易にするべきだと考えられています。
リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏(以下、Garlinghouse氏)は、CNBCの独自取材に対し、仮想通貨業界は規制機関と共に歩んでいかなけらばならないと語りました。
「仮想通貨業界に関わる全ての人々が、規制機関、そして、そのシステムと共に歩んでいかなけらばならないことを認識しなけらばなりません。
この認識は非常に重要なのです。
ブロックチェーン革命は、システム外から起こるのではなく、システム内から台頭してくる必要があるのです。」
さらに彼は
「ビットコインコミュニティに属する一部の人達は、銀行だけでなく、政府にも対抗しようとしている人々も見受けられました。
その側面からすると、私達は対照的な位置にいるのです。」
と続けました。
民間で中央集権的な特性を持つリップル社は、仮想通貨に対し異なる考え方を持っているのです。
しかし、その特性が類似的な仮想通貨よりも多くの提携、採用に繋がっており、将来のブロックチェーン技術や仮想通貨のメインストリーム化に対するリップル社の役割は、さらに広がっていくことでしょう。
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Mar 8, 2018 by Martin J. Young
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