金融包摂目指す「Celo(セロ)」の仮想通貨、コインベースが新規上場
CELOがコインベースに上場
米最大手仮想通貨取引所コインベースProで、仮想通貨Celo(CELO)の新規上場が発表された。CeloはコインベースProが昨年9月に発表した上場検討銘柄リストに入っている銘柄で、リブラに対抗して金融包摂を目指すプロジェクトとして注目されている。
今回の上場を受け、現時点では、このリストからOrchid(OXT)とCELOの2銘柄の新規上場が実現している。
コインベースProは、8月31日よりCELOの入金を開始、流動性の条件を完了次第、その翌日から板取引の提供を開始するとしている。提供されるCELOの取引ペアは、CELO/USD、CELO/BTC、CELO/EUR、CELO/GBPとの4ペアだ。
Celoは、今年の3月に発表されたグローバルプロジェクトで、リブラ協会のように、Celoに参加する企業は「Alliance for Prosperity」という協会団体を設けている。団体には、Coinbase Ventures、a16z、ウォレットメーカーのLedger、仮想通貨カストディアンのアンカレッジ、ブロックチェーンプロトコルプロバイダーBison Trailsを含む50以上の名だたる業界企業が加盟している。
CELOトークンは、Celoプラットフォームのユーティリティおよびガバナンストークンを役割を持つ。Celoプラットフォームでは、利用者がスマートフォンだけで仮想通貨ウォレットを必要とせずに、CeloドルなどCeloのプロトコルを利用するステーブルコインを送金・保管することができる。
CELOはコインベースProの新規上場発表を受け、前日比50%以上の高騰を記録している。
参考:コインベース発表
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します