英国の仮想通貨取引所でハッキング被害──ビットコインなど6銘柄が流出

最新のハッキング被害

英国の仮想通貨取引所Exmoで、仮想通貨(暗号資産)が流出するハッキング被害が確認された。

同社のアナウンスによると、ホットウォレットからビットコイン(BTC)、XRP(リップル)、ゼットキャッシュ(ZEC)、テザー(USDT)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム(ETH)の一部が流出した。

取引所資産の5%に相当する仮想通貨が流出しており、コールドウォレットに保管する資産は全て安全に保管されている状況にあるとした。

事後対応としては、ウォレットのシステム変更のほか、関連アドレスのトラッキング情報を世界の取引所などの事業者へ配信、国際的な協力体制の構築に向けて動いている。

取引所の入出金は、現在停止中だ。

具体的な被害額や流出通貨の数量等は現時点で公開されていないが、資産は全額補償する方針を発表している。(アドレスが公表されているため、順次情報が明らかになる予定)

Exmoは、2013年から取引所を運営するヨーロッパの中堅〜大手スポット取引所で、21日22時次点で確認できる日間取引高は47億円相当。法定通貨建では「USD、EUR、GBP、RUB、PLN、UAH、KZT、TRY」の8通貨ペアの取引を提供している。

ビットコイン市場

ビットコイン市場は、21日21時に急落。228万円台を記録し、約4時間で約20万円幅下落している。

21日の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコインが急落した。対日本円で一時250万円の高値を記録したBTC市場は、21日21時に急落。228万円台を記録し、約4時間で約20万円幅下落した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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