米SEC、仮想通貨XRPの販売巡り提訴する方針=報道
米SEC、XRPの販売巡り提訴か
リップル社のBrad Garlinghouse CEOは米時間月曜日、証券取引委員会(SEC)が仮想通貨XRPの販売を理由に、リップル社に対して提訴する方針であることを伝えた。Fortune誌が報じた。
報道によると、訴訟は、リップル社やGarlinghouse CEO、共同創設者のChris Larsen氏も相手方に行われる。Garlinghouse氏はFortune誌に対し、「残念ながら、SECのJay Clayton長官はリップル社を訴えることを選んだ。後始末は、次期長官に任せるつもりだろう」と話した。
また、WSJの報道では、「訴訟は、デジタル資産のXRPがSECに登録するべき有価証券かどうかをめぐる内容だ」としている。
これらの報道に続き、Garlinghouse氏はSNSに事実確認として投稿し、「Clayton長官は仮想通貨セクターのイノベーションをBTCとETHに限定したいようだ。。。我々は真正面から戦うつもりだ」と譲らない姿勢を見せいている。
報道を受け、XRP価格が下落。一時、米ドル建0.5ドルを下回った。
22日10時20分時点の対ドルXRP相場は、ビットコインの地合いの悪化の影響も受け、前日比12%安で推移している(Fortune誌の報道は10時前後)。
追記:北尾社長のコメント
リップル社の株主であるSBIホールディングスの北尾社長は訴訟の報道を受け、このようにコメントしている。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します