仮想通貨ソラナ(SOL)が韓国にも展開、20億円超のファンドで支援へ

ソラナが韓国コミュニティにも注力

仮想通貨ソラナ(SOL)の開発に手がけるソラナ財団はエコシステムを韓国にも拡大するため、20億円超(2,000万ドル)の投資ファンドをローンチしたことがわかった。

このファンドには韓国のブロックチェーン投資企業ROK Capital、ブロックチェーンコンサル企業FactBlock、および韓国のブロックチェーンアク関連企業DeSpreadも出資。

ROK Capitalは発表で、ソラナのエコシステム上で構築されるウェブ3やDeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)の関連プロジェクトを支援することを目的とすると説明。そしてROK CapitalのジェネラルパートナーBrian Kang氏が、「ソラナの韓国パートナーになることはとても楽しみだ。ソラナブロックチェーンは最も成長の早いネットワークの1つで、我々は今回のファンドを通して韓国のソラナコミュニティを拡大していきたい」とコメントした。

ROK Capitalは今回の新設ファンドのほか、先日ローンチされたばかりのMercurial Finance(トークン:MER)や、Synthetify、Parrotなど複数の新規ソラナプロジェクトにも出資してきている。

また、数週間前に、ブラジル、ロシア、インド、ウクライナの4ヵ国にエコシステムを拡大するために、Hacken(クリプト監査企業)、Gate.io(中華系仮想通貨取引所)、CoinDCX(インド仮想通貨取引所)、およびBRZ(ブラジル仮想通貨取引所)はソラナ財団と連携し、総額66億円(6,000万ドル)エコシステムファンドをローンチしたばかりだ。このファンドは伝統金融にもつながるDeFiやNFT、サイバーセキュリティなどの関連分野を中心に投資するという。

ソラナ財団は現在二回目(5月15日〜6月7日)のハッカソンを開催しており、総額1億円以上(100万ドル)の賞金を提供。また、ソラナ基盤の大手プロジェクトSerumも複数の関連プロジェクトに助成金を付与するなど、ソラナエコシステムは潤沢な資金によって支えられている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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