米Osprey Funds、NFT投資ファンドを設立

数百億円規模のファンドへ

米暗号資産(仮想通貨)投資企業Osprey Fundsは19日、NFT投資ファンドを設立することを発表した。

Ospreyはこれまで、ビットコイン(BTC)やポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)といった銘柄の投資信託をローンチしていたニューヨーク発の投資企業だ。

投資信託とは

投資信託とは、投資企業が多くの投資家から集めた資金を一つにまとめて、国内外の株式や債券などに分散投資を行い、その運用成果を投資家に分配する1つの金融商品。

グレースケールでは、私募という「資金調達」のプロセスは適格投資家に限定されており、発行された投資信託の株式(GBTC等)は二次市場(OTCマーケット)で全てのトレーダーに取引されている。

▶️仮想通貨用語集

今回、Ospreyは機関投資家がNFT分野に投資できるように「Osprey Alpha, LLC」という新たなエンティティーを設立したと発表。投資対象は、アートやコレクション、ゲーム内資産を含む幅広いNFT資産だ。

また、「Osprey NFT Fund」という新ファンドは2022年初頭にローンチする予定だ。

新ファンドの規模は定かではないが、The Block(CoinPost提携先)の取材に応えたGreg King CEOは「今後、数百億円規模になりうる」と言及。また、NFT投資について、株式や仮想通貨市場との相関性をほとんど持たない新種資産として注目が高まっていると話したという。

現在、多くの業界投資企業がNFT・メタバース系のファンドを相次いでローンチしている。今月だけでも、ParadigmやKuCoin、FTX、a16zなどは大規模な投資を行う事例があった。

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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