夕刊CoinPost|6月6日の重要ニュースと仮想通貨情報

夕刊CoinPost
学校や会社帰りにまとめて読めるイブニングニュース(仮想通貨の投資情報)をコインポストで定期配信。仮想通貨市場に大きく影響するニュース速報など、投資の参考情報として是非どうぞ。

CoinPost重要ニュース3選

まずは、CoinPost記事のニュースから。

リップル社CEO:XRP使用のxRapid正式版を近日リリース、大手銀行の採用に自信を示す

米リップル社CEOのGarlinghouse氏は、オランダ・アムステルダムで開催された「Money20/20」にて、仮想通貨XRPを使用したxRapidの正式版を近日リリース予定だと明かし、将来大手銀行で採用される可能性についても自信を示した。

リップル社CEOのGarlinghouse氏は「Money20/20」にて、仮想通貨XRPを使用したxRapidの正式版を近日リリース予定と明かし、大手銀行で採用される可能性について自信を示した。

米SECが仮想通貨関連部門の責任者を新たに任命|規制の取り組みに変化

SEC(米国証券取引委員会)は、企業金融部門のアソシエイト・ディレクターと、デジタル資産とイノベーション部門のシニア・アドバイザーにValerie A. Szczepanik氏を任命した。

今回の新たな任命で、バランスの取れた規制が期待される。

SECは仮想通貨部門のトップに当たる、デジタル資産及びイノベーション部門のシニア・アドバイザーを新設し、その役職及び、企業金融部門のアソシエイト・ディレクターに、Valerie Szczepanik氏を任命しました。

ホワイトハッカーが1週間でEOSの脆弱性を12か所発見|報奨金約1320万円獲得か

EOSの12個のバグを発見したオランダのホワイトハッカーGuido Vranken氏は、6/4にツイッター上で、最終的には12万ドル(約1,320万円)を獲得出来る旨を述べた。

EOSの12個のバグを発見したオランダのホワイトハッカーGuido Vranken氏は、6/4にツイッター上で、最終的には12万ドル(約1,320万円)を獲得出来る旨を述べました。

Pick Up(全般)

南アフリカの中央銀行:トークン化法定通貨決済システムの試験運用

南アフリカ中央銀行(SARB)は、イーサリアムベースのQuorumチェーンを使用したトークン化法定通貨の銀行間決済システムを使用し、Proof of Concept(PoC)の試験運用に成功した。

“Project Khokha”という試験運用のSARBの報告によると、分散型台帳技術(DLT)に基づき、トークン化された南アフリカのランドを使った銀行間決済システムPoCの構築することが重要な狙いとのこと。

さらにこのプロジェクトは、プラットフォームのスケーラビリティ、回復力、守秘義務と最終的な相互に関連し合う問題を調査することを目標にしていた。

7つの南アフリカ銀行がテクニカルパートナーとして、サポートパートナーとして国際会計監査事務所であるPricewaterhouseCoopers Inc(PwC)に、ブロックチェーンインキュベーターのConsenSysも試験的に参加。

サムスン:ブロックチェーンベースの金融プラットフォーム発表

今月4日、韓国のサムスン電子の子会社サムスンSDSはブロックチェーンベースの金融プラットフォーム”Nexfinance”を発表。

このプラットフォームはデジタル金融事業向けで、AIやビッグデータ分析、今までにないIT技術などを利用している。

バイナンス:ICOバブルが弾けるのを待っている

Binanceが立ち上げた10億ドル規模のVCにおける最高経営責任者(CEO)は、ICO市場はバブル期にあり、より広いブロックチェーン業界の健全性のためにすぐに弾けることを期待していると述べた。

Binance LabsのCEOであるElla Zhang氏は、ブルームバーグに、少なくともICOに関しては関心を引く一方で、不合理な評価の結果に繋がると述べている。

NY州 州議会議員 ローカル通貨を提案

ニューヨークの議員Ron Kim氏は、地元のコミュニティを支援するために仮想通貨を求めている。

地元に貢献している特定のコミュニティの住民が、近隣のエコシステムを支援するプロジェクトを提案している。

内容としては、ブロックチェーン技術を使用し、”消費者、市民とビジネスオーナーが取るから仮想通貨に即座に交換できることを可能にし、円滑に実装できるようにする”と明言している。

アブダビファーム:港湾都市のブロックチェーンソリューションを開発

アブダビ港は、アイランドシティのイニシアチブの第1号である、海運業向けのブロックチェーンソリューションを開始。

子会社のMaqta Gatewayを通じて開発されたイニシアチブは、Silsalとして知られており、海上輸送業界の効率性、透明性、セキュリティを向上させることを目指している。

6月2日にConstruction Business Newsの報告では、Silsalはブロックチェーンテクノロジーと最新のデジタルユーザーIDをリンクすることで、船積みと物流業界のすべてのステークホルダーをつなぐことになる。

ベルギー政府:詐欺について仮想通貨投資家に警告サイトを開設

ベルギー政府は、詐欺の恐れのある兆候を仮想通貨投資家に警告するウェブサイトを支持している。

Too Good to Be True という新しいサイトは、ベルギーの連邦公共サービスエコノミー、金融サービスとCMA(政府機関)によって一部運営されている。

このサイト上では、誇大宣伝の仮想通貨が多くあり、それらのトークンの多くは、開発が非常に簡単であるため、「詐欺、麻薬密売、テロ、その他の犯罪行為」を含む不正目的で使われる可能性があると警告している。

このサイトでは、トークンセールを検討する人が、プロジェクトのバックグラウンドを調査。個人情報の共有を避け、プロジェクトの確かな情報を求め、プロジェクトが巨大リターンを約束していれば、注意するようアドバイスを行う。

ベトナムの財務大臣:ビットコインマイニングリグ禁止を望む

ベトナムの財務大臣は、仮想通貨のマイニングリグの輸入を禁止することを提案している。

省庁によると、これらのマイニングリグは、規制されていないデジタル決済方法を開始するために使用されています。

国内のマイニング活動の多くは投資家を騙くために使われており、詐欺を防ぐためにマイニングリグの輸入を禁止する提案をしているようだ。

IMF:Bitcoinが通常の債務ベースの法定通貨の需要を減少させる

今月、国際通貨基金(IMF)は、デジタル資産の世界的な金融政策の報告書を発表し、「仮想通貨資産はいつか中央銀行の資金の需要を減少させるもしれない」と説明。

仮想通貨は、将来”クレジットマネーから商品貨幣”へとシフトすることで、法定通貨の需要を低下させる可能性がある。

デジタル資産が既存の国際金融政策に影響を与える可能性があることに注目されており、一部の国や地域では仮想通貨が法定通貨に切り替わる可能性があることが話題に上がっている。

Ledgerウォレット:Desktop Editionは7月9日を予定

Ledgerは公式ブログに掲載されたアップデートで、Ledger Wallet Desktop Editionのリリース日を発表した

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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