はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ホワイトハッカーが1週間でEOSの脆弱性を12か所発見|報奨金約1320万円獲得か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ホワイトハッカーがEOSバグを発見し報奨金獲得
EOSの12個のバグを発見したオランダのホワイトハッカーGuido Vranken氏は、6/4にツイッター上で、最終的には12万ドル(約1,320万円)を獲得出来る旨を述べました。
ホワイトハッカーとは
コンピューターやネットワークに対する高い知識、技術を持つ「ハッカー」の中でも、善良な行為にその技術を活かす者のこと。「ハッカー」という言葉自体では善悪かどうかは判断できない。逆に、悪意を持った「ハッカー」は「クラッカー」と呼ばれる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

EOSがバグに懸賞金をかけ、脆弱性が12箇所指摘される

5/30、EOSはメインネットへの移行を前に、中国のサイバーセキュリティ企業Qihoo360にEOSの致命的なバグを指摘され、すぐさま修正されたようですが、EOSの開発リーダーであるLarimer氏は急遽自身のツイッター上で、今後のため、バグが一つ見つかる毎に1万ドル(約110万円)を贈呈すると公表しました。

CoinPost関連記事

EOS:6/3午前よりメインネットへ移行|新トークンの移し方や投資家が知るべき情報
5月2日にメインネットローンチを控えるEOSで致命的な脆弱性が指摘されています。EOSの開発リーダーは1件のバグ発見につき1万ドルの懸賞金をかけ、バグ修正を急ぎます。

オランダのホワイトハッカーGuido Vranken氏は、6/4にツイッター上で、HackerOneという有名な脆弱性賞金狙いハッカーコミュニティの「EOSバグ発見」レポートにリツイートし、このように述べました。

「ありがとう。あといくつか(バグの発見)の報酬が出る。最終的には12万ドルだと思うが、数え切れなくなった。(バグの発見作業は)約一週間かかった」

現在、12個のバグのうち、8つがすでにEOSの親会社Block.oneに確認され、Vranken氏は8万ドル(約880万円)の賞金をもらったそうです。

現時点では、Vranken氏が一週間で見つけ出したバグはまだ公開されていませんが、それが基本的なコード脆弱性だった場合、Block.oneチームの不注意・迂闊さが露呈してしまったことを意味するでしょう。

残りのバグの数はまだ不明ですが、今度はVranken氏のようなホワイトハッカーではなく、悪意のあるハッカーがEOSIOのバグを利用し、大量のトークンを盗み出す可能性も考えられます。

EthereumのHybrid Casperでは、一年もかけてテストと監察を行い、未だ未完成である状態に対し、EOSはそれらの作業をたった一年で終わらせローンチまでたどり着いたというのは、疑いの目を向けられかねません。

また、賞金を上げることも悪意のあるハッカーからの攻撃を防ぐ手段の一つだと思われます。

たった二週間で多くのバグが発見されたことからすると、そもそもBlock.oneがEOSIOをローンチするまでに精査していなかったのでは、とも考えられます。

つまりこれは、Block.oneの信用にも関わってくる問題と言えるでしょう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧