ビットコインは再度7700ドルを上抜け、連日の全面安相場が一服か

ビットコイン市場は7月27日、SECのウィンクルボス兄弟が申請するビットコインETFが非承認の発表を受け、一時急落、その後同日中に下落前の水準まで戻すなど、強さを見せるものの、上昇の勢いがあった相場は、同価格帯で推移するボックス相場へと移行、7月31日に再度USD建で8000ドルを割ると、大きな下落に転じた。

出典:TradingView

ビットコインETFの一つが非承認した影響で、強気一辺倒な相場形成をしていたビットコイン価格が急下落に転じたことで、弱気トレンドを継続していたアルトコインの下落をさらに後押し、連日続く全面安に繋がった。

しかし日本時間2日、ビットコイン価格がダブルボトムを付けて底値を確認しに行ったことで一服、回復の兆しを見せ始めている。

米Coinbaseでは、一時7700ドルの値をつけるなど、週間最安値となった7484ドルから、一時的に反発している。

また、注目されるビットコインETFの承認時期について、ゴールドマンサックス出身でCrypto Asset事業の共同創業者が、Bloomberg番組内で、「18ヶ月以内になるだろう」と言及、アルトコインを含む複数通貨のETFの台頭による、エコシステムのさらなる拡張の重要性を説いたことも注目されている。

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ゴールドマンサックス出身でCrypto Asset事業の共同創業者が、”Bloomberg Market”に出演し、BTCは国境なき資産クラスだと主張。ETFの見解として、18ヶ月以内に、ビットコインETFの申請が許可されるだろうと言及しつつ、仮想通貨市場におけるパッシブ運用の重要性を説いた。
ビットコイン価格は、日本円建で83万円台に突入するなど暴落。本日未明にビットフィネックスのBTC取引で約20,000枚の板が観測されるなど、BTC乱高下に「クジラ」の影があると度々報告されている。一方、買い場であるとの専門家の意見も。
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