米国債が崩壊する前に、ビットコインと金へ投資せよ|Kim Dotcom氏が過激発言
Kim Dotcom氏は、90年代でインターネット起業家として知られ、2012年にMegauploadやMegaといったオンライン海賊版ストレージサービスを手掛け、米国とニュージーランドで起訴された、賛否両論の意見が尽きないインフルエンサーです。
Kim Dotcom氏は、ビットコイン提唱者でもあり、米国政府が毎年、国債へ1兆ドル増やし続ける反面、返済能力がないとの自論の元、価値の保存として、ゴールドやBTCへの投資を促しています。
自身のツイッター上、Dotcom氏は、「米国政府は、返済するつもりも能力もないから、米国という帝国が崩壊するにつれ、世界経済も滅びる羽目になる」と過激な発言をしました。
また、同氏は、トランプ大統領が導く米国は、すでに「経済延命状態」として生き延びていると判断し、多くの経済学者の中でも、米国債の現状は維持困難であると思われている現状があります。
また、米議会予算局(congressional budget office)によれば、連邦政府の赤字は、過去10カ月で20%増加し、結果去年10月から今年7月まで、出費は、歳入を6820億ドル超えているとのことです。
原因として、主にトランプ大統領の減税政策と国会による予算増加だったと考えられ、第2四半期における米国経済は約4.1%成長したものの、赤字を減らすには、より大幅な経済成長が必要とされます。
数多くのユーザーも、Dotcom氏のツイッターで指摘される、米ドルの無価値化や中央銀行の排除の主張に共感している様子が見られました。
一方で、米国債は再建され、NAFTA(北米自由貿易協定)が誘発したとされる「米国の製造業の空洞化」も復元されれば、剛健な経済成長も見込めるとコメントしたユーザーもいました。
先日、コインポストで、BTCは不安定な経済状況にある国にとって貨幣に代替する有効な手段となり得るとの記事で紹介した様に、ベネズエラではすでに経済崩壊を避けるためにBTCへ頼り、そして、ギリシャは財政破綻した際に、BTCに選んだため、BTCへの需要と価格上昇に直結した事例があります。
無価値になるとは言わずとも、経済危機に対するビットコインや仮想通貨需要は、今後さらなる注目点となるのではないでしょうか。
参考記事:CCN
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します