PayPalとMetaMask提携、ETH売買簡易化へ
法定通貨でETH購入可能
米送金大手PayPalは仮想通貨へのアクセス利便性を高めるとしてイーサリアムの主流ウォレット「MetaMask」と提携。MetaMaskの親企業ConsenSysが15日に発表した。
PayPalのMetaMask対応はまず米国ユーザーに限定。MetaMaskのユーザーがウォレットアプリ上からPayPalのアカウントを通じてETHを購入したり、PayPalのデジタルウォレットにすでにあるETHをMetaMaskに送金したりすることができるようになる。
PayPalは以前からプラットフォーム上でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を含む4銘柄の取引・保管を可能にしていた。PayPalが自己管理型ウォレットに対応するのは、MetaMaskが初事例だ。
また、PayPalの他、米大手オンライン決済サービス企業Stripe社も似た事業に乗り出した。今月始めから、Stripe社はソラナ基盤のNFT電子市場Magic EdenやDeFiのOrca、Backpackウォレット、Glowウォレット、Argentウォレットなどのアプリに対応し、法定通貨から仮想通貨のアクセスルートを提供し始めた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します