OpenSea、制裁法遵守でキューバのアーティストをブロックか

米国の制裁法遵守を主張

NFT電子市場大手OpenSeaは米国の制裁法を遵守するとして、キューバのアーティストおよびユーザーの利用をブロックしていることが明らかになった。

背景には、NFTcuba.ARTというキューバ本拠地のツイッターアカウントがSNSに、OpenSeaがそのNFTコレクションの展示を無効化したメールを投稿したことがある。「キューバ人からの美術品購入は、米国の禁輸措置では禁止されていない」と指摘した。

OpenSeaの代表はArtnetニュースの取材で「私たちは米国の制裁法を遵守している。利用規約では、制裁を受けた個人、制裁を受けた地域にいる個人、またはサービスがOpenSeaを利用することを明確に禁止している」と話したという。

米国がキューバに禁輸措置を発動してから、今年の2月で60年を迎えたが、制裁の目的はキューバが「共産主義勢力と連携」することでもたらされる脅威を緩和することだった。キューバ当局は60年間にわたる経済損失が約1500億ドルに上るとしている。

関連初心者でもわかる「経済制裁」とは|仮想通貨への影響も解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう 新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング