DeGodsら、ETHとポリゴンに拡大へ
ソラナからマルチチェーンへ
ソラナ(SOL)上のNo.1NFTコレクションDeGodsおよび関連コレクションのy00tsは来年、マルチチェーンに対応する予定だ。
DeGodsはイーサリアム(ETH)に、y00tsはポリゴン(MATIC)にブリッジすることが可能になる。ブリッジに関する詳細および詳しいロードマップは来年1月に発表されるという。
DeGodsは2021年10月に、y00tsは今年の9月にローンチされたNFTコレクションで、ソラナNFTの総出来高においては併せて470万SOL(約70億円)で1位と2位にランクイン。
イーサリアムへのブリッジに関しては以前から計画されていたが、ポリゴンについては最近の事業決定であり、ポリゴンのビジネス開発から支援金を受け取ったことも明らかになった。DeGods側は近日、支援金の詳細などについてホルダー向けに説明を行う予定がある。
ポリゴンの採用について、DeGodsの創設者であるFrank氏はディズニーやスターバックスなど多くのWeb2企業との提携経験を持つポリゴンでユーザー基盤をさらに拡大できる可能性があると語った。
ポリゴンの共同創設者Sandeep Nailwal氏は発表後、y00tsのNFTを自身のツイッターアイコンに変更した。
また、ソラナブロックチェーンの共同創設者Anatoly Yakovenko氏はDeGodsとy00tsのマルチチェーン拡大について、「DeGodsやMagic Edenのようなユニコーン企業はマルチチェーン戦略に取り掛かっている。ほろ苦い気持ちだが、これらのプロジェクトは業界の頂点を目指している。だが、それはソラナのコミュニティも同じだ」と期待を寄せた。
データから見るポリゴンNFTユーザー
ポリゴン基盤のNFT購入者が大幅に増えてきたことがわかった。
Nansenのデータによると、ポリゴンにおけるNFTの新規購入者およびリピーターは11月から急増し、8月から週ごとのユーザー数は5倍ほどになった。トランプNFTなどの新規ミントが後押しになった模様だ。一方、イーサリアムとソラナのNFTユーザー数は9月から大幅減少してきたという。
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