アフリカ最大手銀行エコバンク:仮想通貨に好意的な国は2/36

仮想通貨(ブロックチェーン)に好意的なアフリカ国は極僅か
アフリカ最大手銀行エコバンクは、アフリカ諸国が抱く懸念材料として「仮想通貨を広く採用した場合に起きうるシステミックリスクなどの混乱を警戒している」と報告。仮想通貨やブロックチェーンの潜在的な利点を見逃していると強調した。
システミックリスクとは
一つの金融機関の決済システム等の機能不全などによって、その悪影響が広がり、世の中に混乱が及ぶそのリスクのこと。

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仮想通貨(ブロックチェーン)に好意的なアフリカ国は極僅か

エコバンクが発表した最新リポートによると、アフリカ大陸にある36カ国中2カ国のみが、仮想通貨やブロックチェーン技術に対して寛容な姿勢を示していることを報告しました。

ただ、このリポートが伝える注目すべき事実は、ほとんどの国においてデジタル通貨の利用に対し好意的だという点です。このリポートによるとほぼ全ての国が、仮想通貨などの法整備に乗り出すことに賛成しています。

それに加え、多くの国が仮想通貨が与える影響のメリットやデメリット、リスクを理解し、相当数の政府が、仮想通貨や基礎となるブロックチェーン技術の違いを見分けられると報告しています。

しかしながら、大半の国はまだ仮想通貨の法整備を保留しており、その理由の一つに仮想通貨の潜在リスクが挙げられます。アフリカの多くの政府が、周りのどこの国々が最初に法整備に乗り出すか根比べしているような状態です。周りの国の実績などを元に、法整備の実施をするかどうかの判断をしたいと考えているようです。

さらに報告書によると、今のところ、南アフリカ共和国とスワジランド王国の2カ国が仮想通貨に対して好意的な姿勢を表明し、一方でナミビア共和国は、仮想通貨の利用を禁止しています。

また、アフリカ大陸のフランス語圏の国では、ルワンダ共和国、カメルーン共和国、セネガル共和国が仮想通貨に関する政策を立案しています。

これら政府は、仮想通貨は合法でも違法でもないとしており、これにより法律や政府の規制に悩まされることなくブロックチェーンプロジェクトを進めることができます。また政府の仮想通貨に対するスタンスから、国民の仮想通貨のようなデジタル資産の利用に関して、それぞれの責任において利用可能であるということが言えます。

アフリカの国々が抱く懸念材料としては、仮想通貨を広く採用した場合に起きうるシステミックリスクがある、とエコバンクは強調しました。

またエコバンクは、

昨年や今年のはじめに仮想通貨は人気を博したが、この市場のボラティリティによって、潜在している仮想通貨やブロックチェーン技術の利点を見逃している

と指摘しています。

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南アフリカの大手ウェブサイトが4月に行った調査によると、今までに仮想通貨を購入したことのない国民のうちおよそ50%が、2018年中に仮想通貨への投資を考えているとのことです。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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