アルトコイン底値割れで大暴落、イーサリアムが売られ過ぎの「RSI30%」を大幅超過|仮想通貨市況

仮想通貨市場
仮想通貨市場は12日、ビットコインが重要ライン6000ドルを目前に迫る中、アルトコインの下落の勢いが止まらず、前日比10%(21時時点)を超える通貨が多く散見される厳しい1日に、イーサリアムはRSIで売られ過ぎの30%を大きくこえ、20%に差し掛かっている。

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仮想通貨市場は12日、ビットコインが重要ライン6000ドルを目前に迫る中、アルトコインの下落の勢いが止まらず、前日比10%(21時時点)を超える通貨が多く散見される厳しい1日となりました。

特に長く続いたXEMの下落はさらに加速し、昨年大きな高騰が始まった日本のゴールデンウィーク水準まで下落しました。

コインポストで朝配信したようにビットコインは直近1年間でビットコインチャートが4度下げ止まり、かつ相場は上値を切り下げて推移している中で、次の6000ドル到達で、相場がどちらかの方向にブレイクする可能性が指摘、注目されており、本日もそのような中で様子見された感が強くでています。

出典:TradingView

特にマイニングの報酬減に続き、ICOプロジェクトの売却高増加など、ファンダメンタルズ要因でも材料が続いたイーサリアムは本日も大きく下落し、RSIでも売られ過ぎとなる30%を大きく超え20%に差し掛かりました。

アルト全体が下落して入る中でも20%まで差し掛かっている通貨はほとんどなく、イーサリアムはある意味、値反発という意味で注目されている可能性があります。

ではチャートを見ていきます。

イーサリアム(ETH)価格

イーサリアム(ETH/USD,BITFINEX)は下落を続けており、最高値の1400ドルから大きく下落し、悲観相場になっています。 しかし、RSIを見ると、反発が起きている底値18%付近に迫っており、これまでのこのラインで大きく反発しているため、強い反発が起こる可能性があるかもしれません。

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われている。

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しかし、短期目線で見るとまだまだ175ドルのサポートを割ってしまったこともあり、さらに一段下に行く可能性があるため、基本は下目線と予想されます。

追記

昨日のRSIで20%にタッチしており、売られ過ぎ感がありました。

その影響もありか、本日大きく反発しており、約170ドルから190ドル以上まで上昇、現在のRSIは25%まで回復している状態となっています。

1時間足を見ると、ちょうど雲抜け手前で一旦止まっており、雲抜けすると一段上に上がるように予想されます。

しかし、ここでレンジに入ってしまうと再びショート目線に入ってしまう恐れがあるので注意深く見て行きたいところです。

ネム(XEM)価格

1日を通して、NEMの価格(XEM/JPY,zaif)は8円台を記録。

ボリンジャーバンドもバンド帯を下回り、推移している他、価格帯としては昨年5月GWあたりと同じ価格帯であり、一時240円を超える値動きから大きく暴落しています。RSIはまだ30%以上であり、下落余地はあるものの30%を下回ったところで反発する可能性もあります。

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仮想通貨価格が大幅下落する中、2014年時の価格チャートと比較したツイートが話題に。チャートはアルトコインの価格推移を表すものだが、2014年に現在と同規模の下落が起こった際は、その後見事な大幅回復を遂げている。
ビットコイン価格は12日へと日付変更と同時に一時急落し、米ドル建てコインベースにて一時6180ドルまで下落しましたものの、すぐに復調した。また、直近1年間でビットコイン価格が4度下げ止まりしている6000ドル付近に近づいています。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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