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米国初の「ポルカドット現物ETF」取引開始、ネットワーク需要への懸念残る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • DOT現物ETFをナスダックに初上場
  • ネットワーク実需の低下が深刻化

低迷する実需との乖離に課題

仮想通貨投資商品を展開する21Sharesは6日、米国初となるポルカドット(DOT)の現物ETF「TDOT」をナスダックに上場し、取引を開始したと公式発表した。

新設された同ETFは、現物のDOTトークンを裏付け資産として市場価格に連動する仕組みだ。初期運用資産は約1,100万ドルでスタートしており、目論見書によれば、ファンド内で保有トークンの一部をステーキングしてステーキング報酬を得る機能も備えている。

一方で、ETF上場という規制体系に沿った新たな資金流入経路が確保されたものの、ポルカドット自体のネットワーク需要は著しく低下しているのが現状だ。関連レポートでは、月間アクティブアドレス数が2025年に入って前四半期比で13%以上減少するなど、ユーザー離れが深刻化している。

さらに過去数年にわたる開発への投資にもかかわらず、1日あたりの利用者が一時5,000人を割り込む水準まで落ち込んだとの指摘もある。イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)など他チェーンとの激しい競争下において、継続的なエコシステム基盤の維持に苦戦している実態が浮き彫りとなっている。

今回のETF上場は、金融市場におけるアルトコイン全般への機関投資家のアクセスを広げる上で重要な一歩となる。しかし中長期的な評価に向けては、金融商品という外箱への期待だけでなく、ポルカドット自体のネットワーク活動と実需の底上げが急務となるだろう。

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