バイナンスUS、一部の通貨ペアを廃止
SEC提訴の影響で
*更新内容:バイナンスUSは予定していた「USDT」通貨ペアの廃止を取りやめ、BTCとBUSDのペアだけが廃止の対象になると発表した。
上図の通貨ペアは現地時間8日9時(9a.m.PDT /12p.m.EDT.)と実施予定となる。
本来の廃止予定は下図通り。コミュニティからのフィードバックを受けて計画を変更したと説明している。
なお、銘柄の上場廃止ではない。
また、OTC Trading Portalというサービスの提供はすでに停止されたという。
バイナンスUSについては6日に、米証券取引委員会(SEC)がバイナンスUSの運営企業の資産を凍結することを裁判所に要求したばかりだった。この動きはバイナンス(グローバル版)およびCEOであるCZ氏に対するSECの訴訟に関連しているものだ。
コインベース側の対応
同じくSECに提訴されたコインベースは問題視されているステーキングサービスの提供を続けていくとしている。同社のステーキングサービスは収益の3%を占める重要な収入源となっている。
また、SECは訴状で複数の仮想通貨銘柄が有価証券に該当すると一方的に主張しているが、コインベースのPaul Grewel最高法務責任者は銘柄の上場廃止について「現時点では何も決定していない」と述べたという。
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