【速報】米SEC、9つのビットコインETFに関する意見書の期限を「11月5日」に設定
- 米SEC、9つのETFに関する意見書期限を設定
- 米国証券取引委員会(SEC)は、GraniteShares、Proshares、Direxionによる計9つのビットコインETFの申請に対して、再審査における陳述を予定する命令書を交付。前回の『非承認』に関する意見書の期限を「米11月5日」に定めた。
米SEC、GraniteSharesのETFに関する意見書期限を設定
米国証券取引委員会(SEC)は、日本時間10月5日早朝、ビットコインETFを申請中のGraniteShares社(及びCboe)に対して、『再審査における陳述を予定する命令書』を公布し、米時間「11月5日(変更前=10月26日)」までに、当ビットコインETFに対する前回の『非承認』に関する意見書の提出の期限を同日程に定めると、公式文書 を発表した。
(最も注目されているVanEck版のETFに関しての内容ではない)
なお、今回は意見書(パブリックコメント)の期限が決定したことが発表されているが、この日程に再審査の結果が発表されるかは定かではない。
こちら が意見書を募集するURLとなる。
※こちらが変更された日付の箇条
*追記内容:SECは9つのETF申請に対して、『パブリックコメント』の期限を米時間11月5日に設定したと判明した。
参考記事:GraniteShares
参考記事:Direxion
参考記事:ProShares
同文書によれば、8月22日に、SECに属する「取引市場局」はGraniteSharesの申請に『非承認』と判断し、8月23日には、同委員会は「取引市場局」の判断を再審査すると報告していた。
また、SECは別の公式通告 により、
「前回の非承認判断は委員会の再審査まで、有効である」(9つのETFに共通)
と明示している。
専門弁護士の見解
今回の通告に対して、米国専門弁護士Jake Chervinsky氏は、ツイッター上で以下のように解説した。
「これは、ニュースではない。通告で言及された『改正案』(Cboeが8月22日に提出したビットコインETFの改正案)はSECが非承認する前にすでに出されたものであり、今回の通告はそれを認めつつも、それが特に判断に変化をもたらせるものではないと記載してある。それ以外の内容は、SECの再審査に当たる標準業務の流れとなっているだけだ。」
要するに、パブリックコメントの期限発表=10月26日が最新内容として発表されたが、市場への影響がでるほどの重要な材料ではないことが分かる。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します