BAPE®とBored Ape Yacht Clubがコラボ、限定生産スニーカーなど発売へ
BAPE®が限定コレクション発売へ
ストリートファッションブランドのA BATHING APE®(以下、BAPE®)は14日、NFT制作スタジオのYuga Labsが手がける「Bored Ape Yacht Club(以下、BAYC)」とのコラボ商品の発売計画を発表した。
このコレクションは、2000年代初頭にストリートブランドが新たなトレンドとなった時代のリラックスした雰囲気を反映。両ブランドが体現する華やかで大胆なデザインのアパレルやフットウェアがラインアップされる。
BAPE®の象徴的なABC CAMOにBAYCのロゴを融合させた新しいデザインが特徴で、プルオーバーフーディ、トラッカーキャップ、バケットハットなどの定番アイテムに新風を吹き込む。
注目すべきは、BAPE STA™スニーカーの特別版「BAPE® X BAYC BAPE STA」で、ABC CAMOをアッパーに採用し、クリアラバーのアウトソールにCurtisのデザインを施した。メンズ・レディース共に¥33,000- (税込)。この限定版スニーカーは全世界で1,000足のみ生産され、各々にシリアルナンバーが記されている。
Yuga Labsのアパレル部門副社長、Michael Ghory氏は「このコレクションは、ストリートファッションが情報通であることやトレンドの先駆者であることを意味していた時代を思い起こさせます。」と述べている。
Bape® Hong Kong LimitedのCOO、Thomas Hui氏は「絶えず変化するファッション業界において、新たな挑戦を追求し続けています。これまでにない試みとして、WEB2.0とWEB 3.0の各コミュニティとのコラボレーションを積極的に進めています。」と語っている。
このコレクションは、2023年12月16日(土)からBAPE STORE®原宿、渋谷、大阪、京都店およびBAPE.COMで発売される予定だ。
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Yuga LabsとBAPE®の提携
今年9月にはYuga LabsとBAPE®のパートナーシップが発表されており、両社はBAPE®の豊かなアーカイブからアイコニックなデザインを再構築し、BAPE®の裏原宿のルーツとBAYCの沼地の要素を融合させるコンセプトを提示していた。
本コラボレーションは、香港で11月4日に開催されたApeFestで初めて公開され、参加者は現地で購入するか、トークンゲートを通じてオンラインで購入することができた。BAYCメンバーとBAPE®ファンには、限定コレクションのアパレルとアクセサリーへの独占的な早期アクセス権が提供された。
BAYCとは
Bored Ape Yacht Club(BAYC)とは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で発行されるNFTで、プロフィール画像向けにデザインされた1万点のサルの肖像です。2021年4月に発売されたBAYCは、CryptoSlamによると通算取引量4,250億円、時価総額8.9億ドルでNFT市場トップのコレクション(執筆時点)。
BAYCのブランド価値は、その希少性と世界中のクリエイターや著名人が参加する強固なコミュニティによって支えられています。2022年2月、BAYCのNFTを保有するオーナーのみが参加できる、バーチャル・プライベート・クラブ「Yacht Club」がオープン。このクラブでは、さまざまなイベントや特典が提供されており、BAYCの所有者であることを示すステータスシンボルとして機能している。
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