Jupiter Exchangeで初の大規模なエアドロップ「$WEN」 価格566%高騰、ソラナネットワーク平常運転

JUPエアドロップのストレステスト

27日0時に、ソラナ(SOL)大手DEXアグリゲーター「Jupiter Exchange」で大規模な仮想通貨エアドロップが行われた。

今回のエアドロップはミームコイン「$WEN」で、NFTプラットフォームOvolsが発行するものだ。

$WENの取得対象者は今度JupiterがJUPトークンをエアドロップする対象のウォレットアドレスとなり、約100万アドレスが対象になった。1アドレス=643,652 WEN。現在の価格で約53.5ドルだ。

トークンの取得は、29日までで期限を過ぎると未取得トークンはバーン(焼却)される。

$WENは、Jupiterが新たに設立したトークンローンチパッド「LFG」の第一弾プロジェクトで、コミュニティーから注目されている。

また、$WENのローンチは、2月1日のJUPトークンローンチのストレステストでもある。JUPについては、エアドロップの実施が2月1日0時より。既にBybitなどの集権型取引所が上場予定を発表している。

なお、Jupiterは先週、独自のトークンローンチの機能をテストするために、「MockJUP」という”無価値”のトークンをローンチした。このトークンは現在、Jupiterのミームコインとして取引されている。

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ネットワーク安定

今回の$WENローンチイベントを受け、ソラナネットワークの状態は安定しており平常運転を保ている。

Phantomウォレットはアクセス集中で一時的な遅延を受けたが、BackPackウォレットはいつも通りの状態で稼働していたという。

今回のローンチは100万ウォレットからのアクセスを想定した上でのローンチで、ソラナのネットワークやJupiterのローンチページが安定な状態で稼働できるかどうかのストレステストでもあった。ソラナでは、昨年ローカルフィーという手数料モデルを実装し、特定のdAppsの手数料高騰がネットワーク全体に影響を与えないように再設計された。

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ソラナのRPCノードインフラ「Helius」の創設者Mert氏は$WENのローンチを受けて、「ソラナのTPSはこの期間でも1,000 TPS以上を維持していたが、今後は100万 TPSを目指していく」と述べた。

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