週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|ビットコインの個人マイナーの採掘成功やARKウッドCEOの価格予想に高い関心
今週のニュース
この一週間(4/27〜5/3)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、個人マイナーによるビットコインのブロック生成成功、米マイクロストラテジーのビットコイン買い増し、米資産運用企業ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOによるビットコイン価格予想に関するニュースが最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
個人マイナーがビットコインのブロック生成に成功、報酬3500万円相当を獲得(4/30)
4月28日、 ビットコインのマイニングを行う個人マイナーがブロック生成に成功し、単独で採掘報酬全額を獲得。ビットコイン探索サイトmempool.spaceによると、ブロック841286は単独マイナー向けのSolo.ckpoolのマイニングサービスを利用して生成され、ブロック報酬3.125BTCと取引手数料0.308BTCの合計3.433BTCが成功したマイナーに付与された。(記事はこちら)
米マイクロストラテジー、4月にもビットコイン買い増し(5/1)
米マイクロストラテジーは4月29日、4月のビットコインの買い増しを発表。4月に買い増ししたのは122BTCで、コストは780万ドルだったという。(記事はこちら)
「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO(5/2)
ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは3月、ニューヨークで行われた投資家向け説明会で、ビットコインは2030年までに380万ドルに達する可能性があるとの意見を披露した。同氏はビットコインに対する強気予想で知られている。(記事はこちら)
金融相場
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿(4/28)
この記事は、国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏がビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く週次レポート。前週のビットコイン対円は1,000万円周辺で上値が重くも底堅い推移が続いていた。(記事はこちら)
仮想通貨全面安、地合い悪化と香港ビットコインETFの思惑買い剥落で(5/1)
この日のビットコイン価格は前日比6.1%安の1BTC=59,762ドルに。地合いの悪化と香港ビットコインETFの思惑買い剥落などで仮想通貨は全面安となった。(記事はこちら)
FOMCで政策金利現状維持、ビットコイン一時59000ドル台回復(5/2)
米FOMC(連邦公開市場委員会)は日本時間5月2日早朝に開催した定例会合で、政策金利の据え置き(5.25-5.5%)を決定。金利の現状維持は6会合連続となった。(記事はこちら)
アジア特集
香港証券取引所 ビットコインとイーサリアムETFの取引スタート(4/30)
香港証券取引所は30日、ビットコインとイーサリアムの現物ETFを上場。華夏、ボセラ、ハーベストのETF6商品の取引が、同日午前9時30分から開始された。(記事はこちら)
香港のビットコイン・イーサ現物ETF、初日出来高は米国版を大幅に下回る(5/1)
4月30日に香港でデビューした現物ETFは強い需要を見せられなかった。6つのビットコイン及びイーサリアムETFの初日出来高はわずか1,100万ドルだった。(記事はこちら)
日本にXRPL基盤の企業向けソリューション導入へ リップル社・HashKey・SBIが連携(5/1)
米リップル社は4月29日、東京を拠点とするブロックチェーン企業HashKey DXと戦略的パートナーシップを締結したことを発表。「XRP Ledger(XRPL)」を活用した企業向けソリューションを日本に導入することがパートナーシップの目的である。(記事はこちら)
デジタル証券(ST)市場の拡大へ 東京都、事業補助金申請の受付開始(5/1)
東京都は4月30日、デジタル証券(ST:セキュリティトークン)市場拡大促進事業補助金の申請受付を開始したことを発表。昨年度の支援と同様に、都内の企業は申請が認められれば、金融商品取引法および不動産特定共同事業法にもとづき、ST発行に必要な経費の一部を補助してもらうことができる。(記事はこちら)
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