ビットコイン、累積トランザクション数が10億件に到達
2009年からの取引数が10億件に
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は、これまでの累積トランザクション数が10億件を超えた。
クラーク・ムーディーズのビットコインダッシュボードによると、現在は30日間平均で1秒間に6回取引が行われており、過去30日間では約1,540万回の取引が処理されている。
ビットコインは2009年に立ち上げられ、それ以降800週が経過したところだ。
これまでトランザクション数が一番多かった月は2023年12月で約1,750万回に達していた。その後1月、米国でビットコイン現物ETFが承認されている。
2023年5月以降は、それまでよりもトランザクション数が多い月が大半を占めている状況だ。
なお、ビットコインに続く主要な仮想通貨イーサリアム(ETH)のトランザクション数はこれまでに約24億件と、ビットコインよりも多い。
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ビットコインETFとは
ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。
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Runesやオーディナルが牽引
最近、ビットコインネットワーク上の取引を活発化させたものの一つとして、現物ETFの他に、半減期にあわせて立ち上げられたミームコインの新規格「Runes」がある。
Duneのデータによると、4月25日のビットコイン・トランザクションのうち、Runes関連が45%を占めた。取引手数料も高騰し、一時的に平均40ドルにまで上昇した。Runesの取引が落ち着き、5月4日には平均5ドルまで戻っている。
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他に、ビットコイン版NFT(非代替性トークン)と呼ばれるOrdinals(オーディナル)も2023年4月頃よりビットコイン上の取引を活発にする一因となってきた。
最近では、1万点の8ビット・デジタルアート・コレクション「NodeMonkes」が人気であり、時価総額は2億1,900万ドル(336億円)相当とビットコイン版NFTで首位だ。
今年3月には一時的にBored Ape Yacht Club(BAYC)の時価総額を上回り、CoinGeckoによれば過去24時間では約35万ドル(5,370万円)の取引高で、各種ネットワークのNFTコレクションの中では9番目に多かった。
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