ワールドコイン過去一週間で35%上昇、チャットGPTの発表で思惑買い

ChatGPTの新製品発表が材料に

暗号資産(仮想通貨)BTCワールドコイン(WLD)は過去一週間で約35%上昇していた。

WLDの上昇材料に関しては、OpenAIの主要サービスであるChatGPTが今週中に独自の検索エンジンをローンチするという噂があり、思惑買いを誘発した格好だ。

ワールドコインはChatGPT開発で知られるOpenAIと同様に、サム・アルトマン氏が主導しているプロジェクトだが直接的な関係は無い。

一方、先月ワールドコインの開発企業Tools For Humanity(TFH)が決済大手ペイパルやOpenAIと提携交渉を行っていると報じられた。

関連ワールドコイン開発元、OpenAIらとの提携を検討か=報道

新たな検索エンジンの発表に関しては、AIリサーチャーのPete Huang氏が先日、「search.ChatGPT.com」というサービスが5月9日にも発表される可能性が高いと投稿した。

ChatGPTの検索エンジンはより会話的でコンテキストを意識した検索アプローチをとると期待されている。

ライバルであるGoogleは、5月15日に大規模な開発者カンファレンス「Google I/O」を開催する予定だが、これに先駆け発表するとみられている。

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