各社のイーサリアム現物ETFのETH保有量明らかに、グレースケールからは750億円流出=Arkhamデータ
各銘柄の状況
米国で9銘柄のイーサリアム現物ETFの登場に際し、オンチェーンデータ提供のArkhamは各銘柄のETH現物保有状況を追跡するダッシュボードをリリースした。
最も保有量の多いのは、グレースケールのETHEで、2,959,307 ETH(1.6兆円)の運用額となる。グレースケールのETFはこれまで運用されてきたイーサリアム投資信託から転換されたもので、23日に手数料の安いイーサリアムのミニ版ETF(ティッカー:ETH)も同時にローンチした。
次に多いのは、フィデリティの「フィデリティ・イーサリアム・ファンド」で、106,109 ETHの流入があった。
現時点で最も少ないのは「インベスコ・ギャラクシー・イーサリアムETF」で約30 ETHに留まっている。
初日の合計資金流入についてはまだ明確ではないが、出来高は10.8億ドル(1680億円)に達した。
一方、グレースケールのETHEの初日流出は、4.84億ドル(753億円)となった。
今後、ビットコインETFのように、手数料の高いグレースケールのETHEによるETHの資金流出が高まっていくと予測されているが、一部の資金は同社のミニ版ETFへ再流入するとも見込まれている。
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