ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想

世界の富の7%を占めるか

暗号資産(仮想通貨)ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの将来における強気予想のプレゼンテーションを行った。

出典:ビットコイン2024(Degennews)

2024年現在の65,000ドルに対し、2045年までの基本シナリオでは1,300万ドル(19.9億円)で、強気シナリオだと4,900万ドル(75億円)になる予想だ。

現在のビットコイン時価総額は1.3兆ドルで、全世界の富のわずか0.1%に過ぎないが、ビットコインが2045年までに基本シナリオの1,300万ドルに到達するためには、年率29%の収益率が必要となり、実現すればビットコインの時価総額は280兆ドルに到達し、世界の富の7%を占めることになると指摘した。

また、強気シナリオの4,900万ドル価格に到達すれば世界の富の22%を占めるという試算だ。

一方、弱気シナリオも提示し、300万ドルの単価で、世界の富の2%にとどまるという。

セイラー氏率いるマイクロストラテジー社はビットコインに重点的に投資している上場企業で、226,331 BTC(2.3兆円相当)を保有している。

関連ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオ、VanEckアナリストが公開

なお、米資産管理大手VanEckのリサーチチームは24日にビットコインの価格が2050年までに1BTC=290万ドル(約4.4億ドル)まで上昇するシナリオを公開しその条件について分析を行った。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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