上場企業gumiと国産ブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ 」開発会社が資本業務提携、2億円を資金調達
- gumiと「マイクリプトヒーローズ」開発会社が資本業務提携
- 仮想通貨イーサリアム基盤のブロックチェーンゲームで、取引高・取引量・DAU世界1位を記録するマイクリプトヒーローズの開発会社「double jump.tokyo株式会社」が、上場企業のgumiグループと資本業務提携し、2億円の資金調達を発表した。グローバルでの飛躍的な拡大加速を目指す。
- dAppsとは
- 分散型アプリケーション(dApps)は、Decentralized Applicationsの略。 従来のアプリケーションをオープンソースの「ブロックチェーンベース」で構築していく仕組みのこと。ゲームに費やした時間やお金をがデジタルアセットとなり、価値を高めて売買することもできる。
gumiと「マイクリプトヒーローズ」開発会社が資本業務提携
ブロックチェーンゲーム開発する「double jump.tokyo株式会社」は、ゲーム開発・運営も行う上場企業gumiグループへの第三者割当増資により、2億円の資金調達を行うことを発表した。
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)は、スマホ/PCで遊べるブロックチェーンゲームで、サクサク遊べるワーカープレイスメント型RPG。歴史上のヒーローたちを集め、多彩なアイテムを組み合わせたチーム編成による、3対3(前衛/中衛/後衛)による戦略性が醍醐味の一つだ。
ゲーム内のクエストをこなすことで、極稀にしかドロップしない超レアアイテムは、外部に持ち出し可能な「ERC-721トークン」に紐付いており、5〜8ETHの高額取引されることもあるほか、ゲームの過熱ぶりでヒーロー価格も高騰しているため、投資家人気も集めている。
プレスリリースによると、「マイクリプトヒーローズ」は、仮想通貨イーサリアムベースのブロックチェーンゲームとして、取引高・取引量・DAU(アクティブユーザー)で世界1位を記録するなど、好調なスタートを切ったほか、現在も持続的にユーザーを増やし、トップランキングを維持するなど、ブロックチェーンゲーム領域において世界をリードするタイトルとなっている。
一方gumiグループは、「ブレイブ フロンティア」など複数のスマートフォンゲームタイトルを全世界に向けて配信し、世界中でセールスランキングの上位を維持するなど好評を得ているほか、モバイル動画、VR/AR(仮想現実/拡張現実)、ブロックチェーン、Vtuberなどの先進的な事業にも積極的に投資している。
double jump.tokyo株式会社は、以下のように抱負を述べた。
プレセール、クラウドセールの好調ぶりが評価
今回の業務資本提携は、過去に開催されたプレセール、クラウドセールでの想定を超える人気と、ユーザーからの反響が高く評価されたものと考えられる。
double jump.tokyo株式会社は11月30日、新作ブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』のクラウドセールを開始、わずか1時間で360ETH(11/30夕方時点の時価で約500万円)の売上を記録。最終販売実績で、962.6ETH(約1,000万円)を叩き出していた。
プレセール同様、在庫数に応じて価格が上昇するダッチオークション形式で行われた英雄セール。
ゲーマーや投資家から入札が殺到した結果、歴史上の英雄女性キャラ「ジャンヌ・ダルク」が17.2ETHの最高値を付けたほか、古代中華戦国大河ロマンを描く、日本の漫画「キングダム」にも登場する「王キ」が初値0.2TEHの34倍まで高騰して完売、幕末の新撰組で名を馳せた「沖田総士」が残り1体まで売れるなど、想定を超える反響を呼んだ。
また、イーサリアムブロックチェーンの抱えるスケーラビティ問題対応のため、サイドチェーン「LoomNetwork」を採用。無用なGas代(トランザクション手数料)の削減に加え、重くなりがちなブロックチェーンゲームの挙動に関して大幅な軽量化に成功するなど、先進的な取り組みもユーザーから高く評価されている。
国産dAppsゲームのさらなる進化と飛躍が期待される。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します