Huobi Groupの仮想通貨取引所立ち上げサービス、手がけた取引所は120社以上

Huobi Cloudが急成長を遂げる
世界大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)所属の取引所ローンチプラットフォームHuobi Cloudは事業開始後10月〜12月の間、加盟取引所が120以上、月次の取引高は500%も増加したことを明らかにした。事業担当者は弱気市場における仮想通貨の高い需要に言及。

Huobi Cloudが急成長を遂げる

世界大手の仮想通貨取引所「Huobi」を経営するHuobi Groupがプレスリリースを公表し、同社がHuobi Cloudの去年一年の業績を振り返った。

Huobi Cloudは、仮想通貨取引所をローンチすることができるプラットフォームとなっており、同プレスリリースによれば、Huobi Cloud立ち上げ後、6ヶ月で急速な成長を遂げたとしている。

特に、Huobi Cloudがサポートを行った仮想通貨取引所の月次の取引高は、2018年10月から12月の間に500%にまで増加したと明らかにしている。

なお、同プラットフォームにおいて、120以上に及ぶデジタルアセットの取引所立ち上げを支援したとのことだ。

出典:Huobi Group

Huobiから見る仮想通貨のポテンシャル、今年の事業抱負

Huobiのシニア事業担当者David Chen氏は、仮想通貨・デジタルアセットの秘めた可能性について言及した。

デジタルアセット(仮想通貨)には、世界中のユーザーへ、グローバル・ファイナンスへの道を切り開く可能性を大いに秘めている。

この弱気市場においても、我々の指数関数的成長からも見受けられるように、仮想通貨の需要が大いにあることは間違いないだろう。

我々は、2019年末までには、30ヶ国、特にアジア、アフリカと欧州でパートナーシップを結ぶことや、10ヶ国以上でオープンすると計画中の法定通貨建ての仮想通貨取引所の立ち上げに対する支援も視野に入れている。

パートナーシップや提携にあたり、Huobi Cloudは、仮想通貨取引所の運営における経験の少ない相手に、Huobiが培った専門知識とインフラの下に、安定かつ安全な仮想通貨・仮想通貨の取引とOTCプラットフォームの構築とローンチを行うノウハウを提供すし、パートナーは取引所Huobi Globalの注文マッチングエンジンや、清算システムに類似したサービスモデルから恩恵を受けることもできるという。

Huobiの日本事業に関して

Huobiは日本において、新しいBitTradeとして仮想通貨事業、取引サービスを1月8日より開始した。

日本の金融庁から「仮想通貨交換業者」のライセンスを得たビットトレード株式会社は2018年9月、BitTrade(ビットトレード)株式会社の親企業からHuobi Japan Holding Limitedに全株式が譲渡されることを開示し、実質的に経営権がHuobi Japanに移された。

これにより、Huobiは初の法定通貨建ての仮想通貨取引所をもち、日本へ進出した。今後、Houbi GroupおよびHuobi Cloudがどのように仮想通貨の推進・普及に携わっていくか注目したいところだ。

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